2024.12.29

武田神社に幸先詣でに行って来ました!

Blu-rayで「スター・トレックⅡ カーンの逆襲」

2015年06月25日(Thu) 12:19
映画 0
20150625-04.jpg

昨晩のこと。
マクタロウがおととい亡くなったホーナーの追悼になにか見ようと言うので
持っているBlu-rayから「スター・トレックⅡ カーンの逆襲」を選択。

2009年の6月に購入してから1回は見たと思うんですが…
その度に細かいところを忘れてて、今回も「エンタープライズが訓練艦」になっている
という大事な設定を忘れてて、あぁ、そうだった!となりました。
今回は前作(映画1作目)に続きカーク提督の老いがテーマになっているわけですが、
「最後のスポックの事件」と「15年間会っていなかった息子との和解」からカークが
本心で老いを認め、そこから解放されて再び心の若さを取り戻していくところが見どころ。
それは「人の死」を受け入れる=本当の恐怖を克服すると言ったところでしょうかねえ。
カークとスポックの例のシーンは曲と相まってもっと泣けるかと思っていたんですが…
何年か前に「3」を見て印象に残っていたせいか…
その割りに泣けず、そのあとのスコッティが奏でるバグパイプの「アメージング・グレイス」
に泣けて来ちゃって…鑑賞後にしっかりサントラでも聴き直しました。

しかしムタラ星系の戦いは見る度にいつも思うんですが帆船ものなのですよねえ。
カーンは2次元でしか物を考えられない…とカークに言うのはスポックですが、
帆船の2次元的な要素を3次元的に描く面白さったら、
やっぱスタトレの面白さはこれだよーとマクタロウと頷きながら見ました。
あとはやっぱりジェネシス計画!
今だとテラフォーミングとか言っても通じるんでしょうけど
あの頃この発想を映像化したことに大いなる意義を感じました。
コンピューター・グラフィックスを使った映像は当時は画期的で

ILM(インダストリアル・ライト&マジック)スゲエ!
と思ったもんですが…
今見ても結構頑張っていることがわかります。

この記事を書くに辺りウィキペディアを見たら、あの映像を担当したのは
ピクサー・アニメーション・スタジオの創立メンバーであり、ウォルト・ディズニー・
アニメーション・スタジオズ及びピクサー・アニメーション・スタジオの現社長の
エド・キャットムルさんだったそうな!
…って、カーンの手下のヨアキム。
昔からファンだったんですけど~見なおしたら、ちょっとだけカンバーバッチさんに
似てたような気がする。フィクトナーさんも入っているかも。(笑)
でー、更に調べたらヨアキムの役者さんジャドソン・スコットって俳優さんなんですけど
新スタートッレクの第22話"Symbiosis" 「禁断の秘薬」にも出ていて
それにカークの息子デヴィッドを演じていたメリット・パトリックも出ている!
これは…ファンサービスなのね~。
※ メリットパトリックはこの映画から7年後の1989年にエイズで亡くなったそうです。
 新スタートレック出演は88年だったのでそれから1年後ということになります。


しかし、これの前章となったテレビシリーズの「宇宙の帝王」を見なおしたく
なってしまいました。たぶんNHKでの再放送の時失敗して録画出来ておらず。
レンタルとかしてないかなあ。( ニコニコにはあるようですが… )
それに読む気力はないけれど…「宇宙の帝王」の元ネタ、ミルトンの「失楽園」とか
この映画の元ネタ「白鯨」も読んでいれば、もっと映画が面白くなっていたはず。
やっぱり映画はいろんな事を知っててなんぼって言うところもあるよねえ。
( もちろん知ってなくても面白い物は面白いですけど。 )
あぁ…若い頃、勉強していれば…とはよく言ったもんです。
あ、もちろん、ホーナー先生の音楽も堪能しましたよー!



以下に作品データを記載。

スター・トレック2/カーンの逆襲(1982)
STAR TREK II: THE WRATH OF KHAN
メディア 映画
上映時間 113分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(Par=CIC)
初公開年月 1983/02/
ジャンル SF/アドベンチャー
監督: ニコラス・メイヤー
製作: ロバート・サリン
製作総指揮: ハーヴ・ベネット
原作: ジーン・ロッデンベリー
原案: ハーヴ・ベネット
ジャック・B・ソワーズ
脚本: ジャック・B・ソワーズ
撮影: ゲイン・レシャー
特撮: ILM
音楽: ジェームズ・ホーナー
出演:ウィリアム・シャトナー ( ジェームズ・T・カーク提督 )
レナード・ニモイ ( ミスター・スポック )
デフォレスト・ケリー ( ドクター・マッコイ )
リカルド・モンタルバン ( カーン・ヌーニエン・シン )
ジェームズ・ドゥーアン ( モンゴメリー・スコット )
ジョージ・タケイ ( スールー )
ニシェル・ニコルス ( ウフーラ )
ウォルター・コーニッグ ( パーヴェル・チェコフ )
カースティ・アレイ ( サーヴィック )
ビビ・ベッシュ ( ドクター・キャロル・マーカス )
メリット・バトリック ( ドクター・デヴィッド・マーカス )
ポール・ウィンフィールド ( クラーク・テレル船長 )
アイク・アイゼンマン ( ピーター・プレストン候補生 )
ジョン・ヴァーガス ( ジェダ )
ジョン・ウィンストン ( カイル中佐 )
ニコラス・ゲスト ( 士官候補生 )



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