2025.01.17

今年もドアラのように頑張ります!

ゼブラ-マン

2004年02月21日(Sat) 00:00
映画 0
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【マクノスケ】
横浜の小学校に潜み、密かに侵略を始めた宇宙人と成りゆきで戦うことになったかつての特撮ヒーロー「ゼブラーマン」にあこがれるコスプレ先生の奮闘記!
なつかしのアニメ特撮好きのわたしとしては劇中歌「ゼブラーマンの歌」を水木(一郎)さんが唄っているというだけで見に行ってしまいました。
噂に聞いていた鈴木京香演じる「ゼブラーナース」も予想以上にセクシーでクラクラ…。 あのような両肩むき出し、胸の谷間くっきりのボンテージファッションを笑顔で演じる鈴木京香さん、見直しましたよ~。
「Vシネマ」とはとんと縁がないので、哀川翔の作品もあまり見たことがなかったんですが、なかなか味のある演技を見せる人ではありませんかっ!
小心者と暴れまくるシーンのギャップがおもしろい! (ちなみにマクタロウと同い年なんですよ~ぉ!)
そこへ行くと渡部篤朗が またまたいつもと同じような一見クールで冷めているけど、実はいい人…の自衛官の役で出ていて、おもしろ味に欠けるのが少々残念だったかなあ。
お話の方も最初はコメディでスタートするんですが、自分の子供や教え子を守る為、本当のヒーローになって行く主人公の孤軍奮闘ぶりにホロリとくるところがあって、なかなかの手応えを感じました。 しかしバイクのシーンはカッコ良かったです~。
やっぱり特撮ヒーローはバイクに乗ってなくっちゃね! こういうところはみごとにツボを押さえていてくれた嬉しかったです。


【マクタロウ】
家庭崩壊しちゃっている上に、学校でも「暗い」と言われている教師。
唯一の楽しみ は少年時代に観たヒーロー番組「ゼブラーマン」のコスプレをすること。
そんな彼が「真のヒーロー」になっていくまでを、笑いあり涙ありで描いています。
部屋の中でコスチュームを着けて「必殺技」を繰り出しているだけでは我慢できなく なり、家の前の自動販売機を二階からながめて「ジュース買いに行っちゃおうか な~」なんてセリフや、転校生の浅野クンが自分よりゼブラーマンに詳しいと知るや 「浅野さん・・・って呼んで良いですか?」てなセリフには爆笑しました。
いやー、わかる、わかるぞその気持ち!!(私はコスプレしませんけどね、ほらオタク心って ヤツですな)
最後の戦いに向けて特訓でボロボロになり、負けを覚悟で決戦に臨む姿は定番なれ ど、素直に感動できます。
ヒーローはこうでなくては!!
配役は抜群です。哀川翔は根暗先生もはまっていたし、なにより「真」のゼブラーマ ンになった時のキメポーズは様になっていました。しかし、最も凄いのは鈴木京香の 「ゼブラナース」でしょう!!
まさか鈴木京香が、あんなコスチュームを着るなん て。
演出は、やや変化球でくる部分もありましたが、上記のようにツボは押さえてあった のでOK。
欲を言えば、「東映!!もっと予算出してやれよ!!」ってことでしょうか。
私の考えすぎかもしれませんが、東映は「ちょっと劇場に掛けてハクを付け、ビデオで儲けよう」
としている様に見えるんですよね。
そう言う私もDVD買うかもしれません。

白黒つけるぜ!!
監督・三池崇史「着信あり」「オーディション」
脚本・宮藤官九郎「木更津キャッツアイ」「ピンポン」「13階段」
音楽・遠藤浩二「着信あり」「中国の鳥人」
出演/哀川翔 鈴木京香 渡部篤郎 内村光良 市川由衣 大杉漣
 柄本明 岩松了 麻生久美子 袴田吉彦 古田新太
2004東映/115分




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