アンダーカヴァー
【マクノスケ】
午前中、マクタロウの母と3人で買い物。
股関節が痛かったので車いすをマクタロウに押して貰い、お店を回って入院に必要なものを買ってきました。お義母さんからはパジャマも戴きました。お昼を「さぬきうどんのことひら」で食べて、お義母さんと別れ、午後からサントムーンで「アンダーカヴァー」を鑑賞。
「アンダーカヴァー」(原題「We Own the Night」)は、ホアキン主演の犯罪アクションドラマで、ホアキンの兄をマーク・ウォールバーグ、父親をロバート・デュヴァルが演じているところがおいしいなあ~と思い見に行ったんですが、その割には、近頃珍しいくらいの地味な映画。華がない言えば華がないけど、犯罪物としては、語り口も丁寧だし、ホアキンが家族と和解して、自分の生き方をみつけ、きっちりと方を付けると言うドラマの部分がじっくり描かれていて、アクション一辺倒ではない、どちらかと言えばドラマ重視の作品で、今時こんなスタイルの作品があったのかと安心させられました。一方で途中のカースタントと薬(ヤク)の潜入捜査のシーンは、アクションシーンとして、なかなか燃える物があって良かったです。
しかしホアキンは、「サイン」とか「ウォーク・ザ・ライン」とか、ちょっと屈折した役が好きなんですかねえ。顔立ちがそういう感じだから、みんなこんな役になっちゃうのかしら?・・・って実はマクタロウが似てるって話もあるんですよねえ。まあ、髪型と眉毛と唇は同じかも。(笑)
【マクタロウ】
ロシアン・マフィアと対決するニューヨーク市警の親子刑事ドラマ。弟ホアキン・フェニックス、兄マーク・ウォールバーグ、父ロバート・デュバルという配役に惹かれた。
父や兄に反発して警官になることを拒み、ちょっとヤサぐれている弟ボビーをホアキン・フェニックスが好演している。「屈折した弟」というのは彼のはまり役だ。
ドキュメンタリータッチというほど突き放した画ではないのだが「寒く、鋭い」感じの画面が、ニューヨークの湿った風景と作品の内容にマッチしていて、全編にわたって緊張感を醸し出す。派手な銃撃戦があるわけでもなく、最近の刑事ドラマでは地味な作品だろう。しかし、本編中最も派手なシーン、父がマフィアに暗殺されるカーアクションは「素晴らしい」の一言。
豪雨の中、疾走する車からの銃撃をボビーの視点で描き、すさまじい臨場感を出している。しかもパンフレットを読んで知ったのだが、そのシーンの「雨」は全てデジタル処理(CG)!!正に、アクション、演出、編集、画像処理と全てにおいて最高と言えるシーンだった。
■NY市警史上、最も危険な<潜入捜査>(アンダーカヴァー)
原題:We Own the Night
監督・脚本:ジェームズ・グレイ
製作: マーク・ウォールバーグ、ホアキン・フェニックス、ニック・ウェスラー
撮影:ホアキン・バカ=アセイ
美術:フォード・ホイーラー
音楽: ヴォイチェフ・キラール
音楽監修: デイナ・サノ
出演:ホアキン・フェニックス、マーク・ウォールバーグ、ロバート・デュバル、エバ・メンデス
製作国:2007年アメリカ映画
上映時間:1時間57分
配給:ムービーアイ
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