次郎長三国志とアイアンマン
まずは「次郎長三国志」。
暫く前から映画館で予告を見て痛快なところと「相棒」を見てから気になっていた岸辺一徳さんが大政役で出ているのとで大乗り気で見に行ったところ、随所で泣かされ、見終わったあと目が真っ赤!
やくざ者の次郎長(中井貴一)がお蝶(鈴木京香)と結婚するところから物語は始まります。結婚直後にゴタゴタに巻き込まれ渡世の旅へ。何年か放浪し石松(温水洋一)と出会い、故郷清水へ帰ってきた次郎長一家の前に立ちはだかる黒駒の勝蔵(佐藤浩市)や三馬政(竹内力)!
彼らとの闘いの結末や如何に~。
…って、力さん、ビジュアルが凄すぎる。茶髪で長髪!時代を間違えてんじゃないか~と野暮な突っ込みも吹き飛ぶ大熱演。一番泣かされたのは法印の大五郎(笹野高史)。
笹野さんの演技も素じゃないのかっていうくらい自然に泣いてて上手すぎるくらい上手い!
一方主役の中井貴一、あまり好きじゃないんですが、これまた格好良く見えるのは監督の演出が良かったからなのかしら?(監督はマキノ雅彦=津川雅彦)ちょっとお蝶の演技がひと昔前のお芝居のような臭さがあったけど、あれも監督の狙いかな。目当ての岸部さんも泣けるシーンあり、途中から次郎長一家の仲間入りをする大野の鶴吉(木下ほうか)の奥さん・おきんを演じてる女優さんが、これまた威勢が良くていいなあと思ったら津川さんの娘さんの「真由子」さんという女優さんでした。これからの活躍が楽しみです!
一方「アイアンマン」は、今年「ヘルボーイ」の次に期待していた作品。(結局「ヘルボーイ・ゴールデンアーミー」は来年1月9日の上映になりましたが…。)アメコミは読んでいませんが、この手の作品好きの私。そちら方面の方のブログを読んでは期待に胸をふくらませていたんですが、思った以上に人間ドラマもあり特撮シーンも胸が躍って良い気持ちで帰宅しました。
主役のトニー・スターク演じるロバート・ダウニー・ジュニアですが、あの髭はどうなの~と思っていたら、それがまたセクシーで良かったです。(笑)冒頭のダメージを受けたシーンの目つきなんか演技とは思えない程!自身も芸能一家に生まれ、何度も麻薬に溺れながらも俳優復帰を果たしているだけに経験が生きたのか?(笑)・・・と思わせるほどの熱演でした。ヒロイン・ペッパー・ポッツを演じるグウィネス・パルトローもかなりの活躍で嬉しかったです。もしかして「アイアンマン」より活躍してるんじゃあ?(スターク社長、彼女には2度命を救われてますもんねー!)パルトローも35歳とは思えない可愛いらしさで、社長とくっつきそうでくっつかない関係にこれまたそそられましたよー。
あとは昔からちょっと好きだったジェフ・ブリッジス。
「スターマン」(84年の映画)の時は鹿を生き返らせてやった彼が(笑)、こんな役を!(って、最近の役はみんな怪しいけど!)ちょこっと出るだけの役かと思ったら、おぉ!こんなにーーーと熱くなって見ました。結構ファッショナブルな役でしたね。持ってる武器が怖かったけど。
あとはコンピューターのジャービス!!ポール・ベタニーくんが声の出演やっていて、これまた燃えましたね!なんか「ナイトライダー」のマイケルとキットみたいな関係でワクワクしちゃいましたよ~。
それから、メイス・ウィンドウの人が(って、ぼかして書いているつもり)出るのは知っていましたが、あの役柄って・・・。ヒュー・ジャックマンやエドワード・ノートン、トビー・マグワイアとの共演も夢ではないのかしら?(え?無理?そうですよね。)
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