ハプニング
でもその後、マクタロウといろいろ話しているうちに、この映画の作りについて「ねた」を楽しむ映画ではなく、「ハプニング」そのまっただ中にあった夫婦の絆を描く映画だと言うことに気づきました。そう・・・「シックス・センス」から続くシャマラン監督のテーマそのものをストレートに描いた佳作だったんですねえ。
妊娠を望む妻や親友の子供を預かって困難な状況をくぐり抜ける主人公など、デルトロ監督の「ミミック」を思い出したりしましたが、主人公と妻がだんだんとお互いの気持ちをたぐり寄せるように進んでいく展開は、さすがシャマラン監督。人間描写が上手いなあと感心。そこに今回は容赦しない残酷な衝撃シーンを次から次へと挿入することによって緊張感を持続させるという手法は、やはり計算していたのかなあと思ってもみたり・・・。
しかし家族の絆を取り戻した彼らの先に待っている未来が怖い!!!
今回は問題定義もしていたり新しいシャマラン監督の一面も見えたような気がしました。
こういうドラマを大切にしたサスペンスを描ける人が他にあまり見られないので、シャマラン監督にはこれからも頑張ってほしいと思います。
- 関連記事
-
- 銀河ヒッチハイクガイドのぬいぐるみ 2005/09/29
- ジャスティス・リーグのポスター#7 2017/03/27
- マクタロウの買い物(ブルーレイ&バイクのハンドルカバー) 2017/10/20
- ヒューさまカレンダー作成 2007/12/06
- DVDで「ドニー・イェン ラスト・コンフリクト」 2014/02/07
- 映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 2015/06/30
↑ クリックして貰えると大変喜びます!