ハリー・ポッターと炎のゴブレット
【マクノスケ】
ついにハリー・ポッターも第4弾までやって来ました。
私が行った小田原の映画館の入りはそこそこ。パート1や2の時の大行列!
がうそのようでしたが、もしかしたら見たい人は先行で見ちゃったのかしら?
で、結論としては「2」も「3」もいらなかったのかも~という感じでしたね。
いや私としては「2」の謎解きがメインのストーリーが一番好きで、
映像は「3」がベストだったわけですが、こうして本筋の話(あの方の話)が
登場してみたら、もしかしてこの映画は原作が完結したあとに3部作くらいに
脚色して映画化した方が面白かったかも~とか思ってみたわけです。
う~ん。何というか…どうもこのシリーズ、なんとなく原作のストーリーを
単にタラタラ映画化しているようで肝がないって言うのか、
キャラに感情移入しづらいって言うのか…もしかしたらもっと凝縮したものを
見せられた方が映画的に良かったんじゃないかと…。
きっと原作ファンの方は今回のファンタジックな映像とラストのダークな演出に
たまらーんと思っている方も多いとは思うのですが、まあ原作ファンでもない
映画自体にも特に思い入れのない私の戯言だと思ってお許し下さい。
あとは役者では、レイフ・ファインズ!グッドでした!
(去年の「スパイダー」と言い普通の彼をこのところ見ていないような…。)
展開は…またこういう事かーっ!いい加減、魔法学校は学習しろよーって
感じなんですが、それもまたこのシリーズのパターンと言うことで許しちゃおうかな。
(ちなみに原作は「3」までしか読んでいないです。)
音楽が今回からジョン先生からパトリック・ドイルに変わったので
エンドクレジットの触りの部分しかいつもの曲が聴けなくて少々ガッカリ…。
作品内でかかる音楽は申し分なかったのですが、
やっぱりあの曲がもっとかかって欲しかったですね。
【マクタロウ】
このシリーズ全作に言えることだが、とにかく尺が長い!!
今回も、制作者はファンの抗議が怖くて切れないのではないかと思ってしまう
くらい(いや、多分これでもかなりのエピソードを端折ってあるのだと思うけど)、
ダラダラと話を展開させている。原作を読んだこともない私などは、
途中で飽きてしまった。
これを言ってはお終いだが、どうも私はこの作品の世界観が好きになれないのだな。
呪文を唱えれば何でも出来てしまうような「魔法の世界」では、なんでもあり。
しかも回を追う毎に新しい魔法が出てきて、これじゃご都合主義だよ。
せめて過去の作品で出した呪文を今回も応用するとか、もっと
「魔法を覚えるのは大変なんだよ」という描写を入れるなどしないと、
危機感も生まれないのでは。
登場人物がストーリーを進めるための存在でしかなく、
あまり魅力がないのは今回も同じ。
特に主役であるダニエル・ラドクリフの表情の乏しさはいただけない。
それでも本作では(やっと!!)ハリーの初恋やロンとの喧嘩、
ロンとハーマイオニーのラブコメなど(多少は)キャラクターの面白さが
出ていたところは良いかな。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005)
HARRY POTTER AND THE GOBLET OF FIRE
メディア 映画
上映時間 157分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2005/11/26
監督:マイク・ニューウェル
出演:ダニエル・ラドクリフ/ハリー・ポッター
ルパート・グリント/ロン・ウィーズリー
エマ・ワトソン/ハーマイオニー・グレンジャー
トム・フェルトン/ドラコ・マルフォイ
スターニスラフ・イワネフスキー/ビクトール・クラム
ケイティ・ルング/チョウ・チャン
マシュー・ルイス/ネビル・ロングボトム
ロバート・パティンソン/セドリック・ディゴリー
クレマンス・ポエジー/フラー・デラクール
ロビー・コルトレーン/ルビウス・ハグリッド
レイフ・ファインズ/ヴォルデモート卿
マイケル・ガンボン/アルバス・ダンブルドア
ブレンダン・グリーソン/マッドアイ・ムーディ
ジェイソン・アイザックス/ルシウス・マルフォイ
ゲイリー・オールドマン/シリウス・ブラック
アラン・リックマン/セブルス・スネイプ先生
マギー・スミス/ミネルバ・マクゴナガル先生
ティモシー・スポール/ピーター・ペティグリュー/ワームテール
プレドラグ・ビエラク/イゴール・カルカロフ
フランシス・デ・ラ・トゥーア/マダム・マクシーム
ロジャー・ロイド=パック/バーティ・クラウチ
ミランダ・リチャードソン/リータ・スキーター
デヴィッド・テナント/バーティ・クラウチJr.
マーク・ウィリアムズ/アーサー・ウィーズリー
ボニー・ライト/ジニー・ウィーズリー
ワーウィック・デイヴィス
ロバート・ハーディ
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