公立学校では5月から、新型コロナウイルス感染症対策に関する対応を、文部科学省の「方針改定」に準じて変更することになった。感染者の数の減少とともに、学校でもコロナ感染症へのストレスはやや低下した。感染者数報告など、対策に関する仕事も減り、保護者からの問い合わせや連絡もなくなってきた。ただ、マスクはまだ多くの子どもたちが着けているし、教職員も完全に取れているわけではない。
一方、学校の行事や活動はコロナ前に戻りつつある。いわゆる「フルスペック」の状態になってきている。ところが、意外なところに「コロナ遺制」とでも言えるものが残り、およそ3年に及んだコロナ禍の…
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