熊本地震

「声を聞きたい」…涙で案じる不明学生の両親

毎日新聞 2016/4/25 11:59（最終更新 4/25 12:13） 有料記事 1116文字
陸上自衛隊の説明に耳を傾ける大和晃さんの父卓也さん（中央）＝熊本県南阿蘇村役場で２０１６年４月２４日午後１時３７分、大島英吾撮影
陸上自衛隊の説明に耳を傾ける大和晃さんの父卓也さん（中央）＝熊本県南阿蘇村役場で２０１６年４月２４日午後１時３７分、大島英吾撮影

　熊本地震の本震（１６日）による阿蘇大橋（熊本県南阿蘇村）一帯の土砂崩れに巻き込まれたとみられる熊本学園大４年、大和晃（ひかる）さん（２２）＝熊本県阿蘇市＝を両親が待ち続けている。安否不明になってから２５日で１０日目だが、大量の土砂と２次災害の恐れが捜索を阻む。家族思いの優しい息子。「声を聞きたい。帰ってきてほしい」。写真を見ては涙し、祈る日々だ。【大島英吾】

　南阿蘇村では、２５日も晃さんら安否不明者２人の捜索が続いている。

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