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漫画家のとんでもない休載理由 具体的すぎるメッセージに「笑っちゃいけないんだろうけど(笑)」

マンガ好きにとって心が沈んでしまう「休載」という2文字。作者のなかにはユーモアあふれる休載理由を発表し、SNSなどで話題になりました。この記事では、漫画家たちのとんでもない休載理由をご紹介します。

「らしさ」全開の休載理由たち

著:大久保篤『炎炎の消防隊』第34巻(講談社)
著:大久保篤『炎炎の消防隊』第34巻(講談社)

「休載」それは読者にとって悲しいお知らせです。しかし、毎週毎月とマンガを描き続ける作者自身も、ファンの気持ちを想い、身を切る思いでお知らせしているはずです。そんななか、ファンの悲しみを少しでも払しょくするためか、ユーモアあふれる休載理由を伝えた漫画家がいました。この記事では、ユニークすぎる休載理由をご紹介します。

 実写映画化が決定した『ゴールデンカムイ』(著:野田サトル)は休載が発表されるたび話題を集めています。2020年に発売された「週刊ヤングジャンプ」12号では、「出産のため休載します」と発表。この情報が公開されると野田先生の女性説が世に出回るようになりました。しかし、野田先生は自身が男だ、と公言していることから「結婚していたの?」「これはギャグ、だよね……?」といった困惑のコメントもあがっていました。

 また『炎炎ノ消防隊』(著:大久保篤)では、2018年発売の「週刊少年マガジン」34号で「優良進行で原稿は完成していますが、休載というものに興味があるため次号休載します」というメッセージが発表されたことも。やってみたいから休載、という自由すぎる休載理由に「嫌いじゃない(笑)」「ちょっと和んだ」「真面目に休載するの好き」という肯定的な声があがっていました。

『マギ』(著:大高忍)の作者・大高忍先生は、2013年に発売された「週刊少年サンデー」45号で「アリババ君が傷心のため、次号より休載させていただきます」と発表。その時の『マギ』第200夜が、恋愛がらみの展開だったこともあり、作中のストーリーに絡めた休載理由に「めっちゃ笑った」「これは仕方ない(笑)」「ユーモアありすぎ」といった声があふれていました。

 ほかにも『刃牙道』(著:板垣恵介)が連載されていた「週刊少年チャンピオン」2014年41号では「作者負傷のため」という理由で休載が発表され、巻末の作者コメントには「骨折だ。正拳が握れない。休ませてくれ」というメッセージが書かれていました。『刃牙』シリーズの作者らしい休載理由に「漫画家なのにペンじゃなくて拳かよ……」「ゆっくり休んでください(笑)」というコメントが寄せられていました。

 最後は2015年に発表された『コードブラック 速弾きのルルーシュ』(著:星トマジロウ)の休載理由です。イラストとともに「神社で飲んだ生水で水あたりを起こしたため休載いたします。」というメッセージとともに「月刊ヤングマガジン」8号を休載する旨が発表され、話題になりました。あまりに衝撃的な休載理由に、読者からは「理由が具体的すぎる」「笑っちゃいけないんだろうけど笑ってしまった」「日本でも水あたり起こすのか……」という声があがっていました。

(マグミクス編集部)

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