Lenovo:Linux搭載のThinkPad 本格的に販売へ

 中国のLenovoは米国で8月6日(現地時間)、ノートパソコンの「ThinkPad」で、Windowsの代わりにLinuxを搭載した機種の販売を本格的に開始すると発表した。米Dellも5月から搭載機を売り出しており、デスクトップパソコン分野でもLinuxの普及が進みそうだ。

 ThinkPadのTシリーズなどで、Windowsを搭載せずにLinuxをインストール済みの機種を、第4四半期に投入する。米Novellが販売しているLinux「SUSE Linux Enterprise Desktop 10」を採用する。

 昨年8月からLinux搭載の上級機を一機種だけ発売したところ、手応えがあったため、品ぞろえを拡充して本格的に取り組むことになった。中堅以下のメーカーは以前からLinuxパソコンを手がけているが、最近はDellやLenovoといった大手が動き出した。【南 優人/Infostand】

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