[Prometheus – Official Trailer [TRUE HD] | YouTube]
映画館に足を運んだのはずいぶん昔のことだ。
孫たちと一緒に見た「Avatar」は楽しかった。
アメリカでは2011年の映画興行収入が低迷しているという。
映画評論家 Roger Ebert の解説がオモシロい。
rogerebert.com: “I’ll tell you why movie revenue is dropping…” by Roger Ebert: 28 December 2011
* * *
映画興行収入が減少しているわけ
1)「Avatar」や「The Dark Knight」のようなみんなが見たがるメガヒットがなかった。
1. Obviously, the absence of a must-see mass-market movie.
2)家族で行くことを考えたらチケット代が結構高い。
2. Ticket prices are too high.
3)若い観客がうるさく、ケータイが目障りだ。
3. The theater experience.
4)ソフトドリンクやポプコーンなどデカすぎて高い。
4. Refreshment prices.
5)映画館に行かなくても楽しめる方法がいくつでもある。
5. Competition from other forms of delivery.
6)上映される映画はいずこも同じで、ホントに見たいものが少ない
6. Lack of choice.
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問題は映画館にある
私が耳にする限りアメリカ人の映画好きは変わらない。問題は過去の輝きを失いつつある映画館にあるのだ。その証拠に[中小映画館のように]観客の好みを調べ、タイトルを増やし、付加価値をつけて生き延びようとしている映画館がある。大手以外の映画産業はメガヒットだけに頼っているワケにはいかないのだ。
The message I get is that Americans love the movies as much as ever. It’s the theaters that are losing their charm. Proof: theaters thrive that police their audiences, show a variety of titles and emphasize value-added features. The rest of the industry can’t depend forever on blockbusters to bail it out.
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みんなの映画好きは変わらず、いい映画もあるのに、特定の映画しか見れないシステムがわるいというワケ。
さて2012年はどうなるだろうか?
予告編を見る限り Ridley Scott の「Prometheus」はおもしろそうだが・・・
★ →[予告編を見る:Movie Trailers]
★ →[原文を見る:Original Text]
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