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[参照用 記事]

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

余可換コモノイド・モダリティ事件の解説

一昨日の記事「圏論的モダリティ:圏上の非自然な構造達」の「僕のモダリティ経験」の節で: 試しに、非負実数係数のテンソルの圏に余可換コモノイド・モダリティを入れてみると、そのモダリティと整合する部分圏として部分性と確率的非決定性の両方がうまく…

非全域関手と非自然変換

「圏論的モダリティ:圏上の非自然な構造達」への追記ですが、別エントリーにします。圏論的モダリティ(categorical modality)を定義するために、非自然変換(non-natural transformation)という概念を導入しました。この非自然変換の定義をここで詳しく…

圏論的モダリティ:圏上の非自然な構造達

圏論的モダリティ(categorical modality)は、圏の対象に構造を持たせるメカニズムです。ただし、構造の素材が関手や自然変換とは限りません。モダリティは、圏の射と整合しない付加的構造を対象に導入する方法だとも言えます。「モダリティ」という言葉は…

確率的推論・判断の計算法:マルコフ・テンソル絵算

比較的最近書いた記事「同時確率分布の圏の使用例:超具体的」、「アブダクションと確率的推論」などで触れたように、確率(真である度合)を使った推論や判断が面白な―、と思っています。でも、確率的推論・判断のための計算ってけっこう難しいです。系統的…

滝沢カレンさんの言語芸術 その2

去年(2016年)の年末に書いたエントリー「滝沢カレンさんの言語芸術」にて: 滝沢カレンさんの変な日本語が2015年に評判になったようです。もうすぐ2017年ですけど。 事情をよく知らなかったので、このときの僕の印象は「2015年に評判になったらしいけど、…

けもの(動物の)フレンズ その2

山手通りの某所にて:その1はコチラ。

公衆電話

「電話」というエントリーで、電話ボックスやピンク電話の話を書きました。「今じゃそんなものはないだろう」という感慨を述べたのですが、公衆電話が絶滅しているわけではないようです。公衆電話からの着信があると、相手の電話番号が出るわけでもなく非通…

アブダクションと確率的推論

「AならばB」であっても、それだけでは「BならばA」だとは断言できません。この事実を「逆、必ずしも真ならず」と言ったりします。しかし我々は、「AならばB」から「BならばA」を導くことがあります。そして、それが“全く不合理な判断だ”とも言えないのです…

プレーンテキストだけで色付きマーク

とあるメールの題名に赤丸が入っていたのです。HTMLメールなら、本文に色だの下線だの付いていても驚きませんが、題名に色? まさか「題名でもHTML使えるようになった?」とメッセージソースを調べてみたのですが、プレーンテキストでした。赤丸の正体は、Un…

大乗仏教中観派と一般モデル理論

ダイアコネスクの次のエッセイ風論文を読みました。 Title: Institutions, Madhyamaka, and Universal Model Theory Author: Răzvan Diaconescu Pages: 25p URL: http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/summary?doi=10.1.1.100.5175 タイトルにあるMadhyamak…

「量子と古典の物理と幾何」の資料が公開されていますよ

終わってしまったイベントの告知ページを読む人はあまりいないと思います。しかし、今年2月のイベント「量子と古典の物理と幾何」に関しては、告知ページがイベント終了後もメンテナンスされていて、ごく最近も、追加資料がアップロードされました。 https:/…