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2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

量子と古典の物理と幾何

というイベントが来年(2017年)あります。 日時: 2017/02/11 (土) 10:00 ~ 2017/02/12 (日) 17:30 会場: 名古屋大学情報科学棟1階 第1講義室(名古屋大学東山キャンパス) 登録URL: https://atnd.org/events/82626 二日目に僕もしゃべります。谷村省吾先…

最近のチェン先生

“元気のいい圏論・モナド・オネエさん”として紹介したことがあるシェフィールド大学のユージェニア・チェン (Eugenia Cheng)先生: 2007年 オネエさんがモナドを教えてあげようか 2009年 圏論講義ビデオの制作ユニット The Catsters 最近どうしてるのかな?…

Ring, Rng, Rig

環(ring)から単位元必須の要求を外した代数系をRngと呼ぶことがあるんですね。知らなかった。 Wikipedia項目: Rng 語源は「a ring without "i"」というダジャレです。ルングと発音すると書いてあるけど、(カタカナじゃない)日本語訳をどうするか?困り…

真面目に「arXiv vs. viXra」、そしてトンデモ判定器

昨日、viXraはもとよりarXivにもトンデモは混じってるよ、と書きました。もちろん、平均的な質はarXivのほうが高いのは間違いありません。arXivとviXraの比較を真面目にやっている人達がいました。その報告がarXivに載っています。 Title: A Scienceographic…

viXraのトンデモとarXivのトンデモ

「arXiv.orgのオルタナティブ!? viXra.org」で紹介したviXraは、案の定トンデモの巣窟ですね。だいぶ香ばしい例を紹介すると: Title: The Answers to Two Millennium Prize Problems (2012-12-23) Author: Andrew Nassif Pages: 5p URL: http://vixra.org/p…

型付きラムダ計算と4つの圏

型付きラムダ計算に対する“デカルト閉圏による意味論”、あるいは“カリー/ハワード対応”においては、型付きラムダ項の計算(書き換え、変換)だけではなくて、シーケント計算が必要になります。型理論では、シーケントを型判断(type judgement)と呼ぶこと…

苦しみを濾過した美しき武勇伝を語るな!

ムカ…ムカ… ムカつく感情がおさまらない。単なる私憤を吐き出します。「いいかげんにしろ! 檜山でも怒る」の続き。僕がこのテの件に過敏・過剰であることは承知の上です。 長谷川秀夫教授「残業100時間超で自殺は情けない」 投稿が炎上、のち謝罪 最初の投…

いいかげんにしろ! 檜山でも怒る

愚痴と小言はしょっちゅうだが、怒ることは滅多にない。だが、 長谷川秀夫教授「残業100時間超で自殺は情けない」 投稿が炎上、のち謝罪 この発言、というかメンタリティには怒りが湧き上がる。何を言ってるんだ、コイツは!「残業100時間超で自殺は情けない…

JavaScriptで説明するオーバーロード解決

型クラスの話をしました。 入門的ではない型クラスの話:Haskellの型クラスがぁ (´^`;) オーバーロードは何故にかくも難しいのか:Haskellの成功と失敗 Haskellの型クラスに関わるワークアラウンド Haskellの型クラスは元祖・型クラス*1なんですが、なんか…

形容詞「複」「多」と箙〈えびら〉

圏には、様々な一般化があります。モノイド圏、豊饒圏、内部圏、高次圏、…。一般化のひとつの方向として、input/outputのアリティ(項数)を増やすことが考えられます。複圏(multicategory)と多圏(polycategory)がその方向での一般化です。圏は 1-in 1-o…

Haskellの型クラスに関わるワークアラウンド

次の2つの記事で、Haskellの型クラス機構に、場合によっては不都合が生じることを指摘しました。 入門的ではない型クラスの話:Haskellの型クラスがぁ (´^`;) オーバーロードは何故にかくも難しいのか:Haskellの成功と失敗 具体的には次のような問題があり…

イケダハヤトさんの記事

イケダハヤトさんて、「なで肩の人」というくらいの認識だったんだけど、次の記事には共感しました。 「弱者のふりをした卑怯者は混じっていないのか?」と語る長谷川豊さんに伝えたいこと。 : まだ東京で消耗してるの? 「卑怯者を探す愚かさ」というサブタ…