如是我我聞

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うらやましくなった『平和を愛する世界人の息子として』楠高次

『平和を愛する世界人の息子として: ~宗教二世として歩んだ人生と高額献金を経験して~』楠高次

アンリミにあったのでふと読んでみた一冊。

統一教会の宗教二世の方の半生記。

六人兄弟の三番目として生まれ、宗教二世としてかなりしっかりした信仰のご両親に育てられる。紆余曲折を経て自衛官になり、結婚(祝福)もし、宣教使にもなる。

一個人の生き方として、自分はうらやましいなと最後に思った。

誰も否定できない。いいと思う。いわゆる宗教二世の中ではかなり珍しいタイプの方かもしれないけど、こういう方もいるのだ。すべてを宗教二世でひとくくりにしてはいけない。

宗教に関わる人は、読む価値ある。宗教を持つ自分はどうなんだというのを考えながら読むと、なんともいえない感情が湧いてくる。自分は、最後うらやましいだった。

 

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