烏鵲の智とは
烏鵲の智
うじゃくのち
言葉 | 烏鵲の智 |
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読み方 | うじゃくのち |
意味 | 遠い先のことばかり心配して、すぐそばに危険が迫っていることに気がつかない愚かさのたとえ。
「烏鵲」はカササギのこと。 カササギは、強風の吹くことが多い年には、高い枝ではなく低い枝に巣を作るが、そのために人からひなや卵をとられる危険があることには気づかないとの意から。 |
出典 | 『淮南子』人間訓 |
場面用途 | 危険 |
使用漢字 | 烏 / 鵲 / 智 |
「烏」を含むことわざ
- 烏賊の甲より年の功(いかのこうよりとしのこう)
- 烏賊の甲より年の劫(いかのこうよりとしのこう)
- 今泣いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 今鳴いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 烏合の衆(うごうのしゅう)
- 鵜の真似をする烏(うのまねをするからす)
- 鵜の真似をする烏水に溺れる(うのまねをするからすみずにおぼれる)
- 鵜の真似をする烏水を呑む(うのまねをするからすみずをのむ)
- 烏有に帰す(うゆうにきす)
「鵲」を含むことわざ
- 烏鵲の智(うじゃくのち)
「智」を含むことわざ
- 烏鵲の智(うじゃくのち)
- 奸智にたける(かんちにたける)
- 大智は愚の如し(たいちはぐのごとし)
- 人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり(ひとをしるものはちなり、みずからしるものはめいなり)
- 老馬の智(ろうばのち)