積善の家には必ず余慶ありとは
積善の家には必ず余慶あり
せきぜんのいえにはかならずよけいあり
言葉 | 積善の家には必ず余慶あり |
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読み方 | せきぜんのいえにはかならずよけいあり |
意味 | 善行を積み重ねた家には、その報いとしての幸せが必ず子孫におとずれるということ。「余慶」は、祖先の善行のおかげで、子孫に及ぶ幸福のこと。 |
出典 | 『易経』坤 |
場面用途 | 子孫 / 積み重ね |
使用語彙 | 積善 / 必ず / 余慶 |
使用漢字 | 積 / 善 / 家 / 必 / 余 / 慶 |
「積」を含むことわざ
- 金と塵は積もるほど汚い(かねとちりはつもるほどきたない)
- 滴り積もりて淵となる(したたりつもりてふちとなる)
- 積悪の家には必ず余殃あり(せきあくのいえにはかならずよおうあり)
- 積悪の余殃(せきあくのよおう)
- 積善の家には必ず余慶あり(せきぜんのいえにはかならずよけいあり)
- 塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)
「善」を含むことわざ
- 悪に強きは善にも強し(あくにつよきはぜんにもつよし)
- 悪人あればこそ善人も顕る(あくにんあればこそぜんにんもあらわる)
- 悪の裏は善(あくのうらはぜん)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
- 正直は最善の策(しょうじきはさいぜんのさく)
- 小人閑居して不善をなす(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)
- 善悪の報いは影の形に随うが如し(ぜんあくのむくいはかげのかたちにしたがうがごとし)
- 善悪は友による(ぜんあくはともによる)
「家」を含むことわざ
- 空き家で声嗄らす(あきやでこえからす)
- 空き家の雪隠(あきやのせっちん)
- 家鴨も鴨の気位(あひるもかものきぐらい)
- 家柄より芋茎(いえがらよりいもがら)
- 家に杖つく(いえにつえつく)
- 家に杖つく頃(いえにつえつくころ)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
- 家に鼠、国に盗人(いえにねずみ、くににぬすびと)
- 家貧しくして孝子顕る(いえまずしくしてこうしあらわる)
- 家貧しくして良妻を思う(いえまずしくしてりょうさいをおもう)
「必」を含むことわざ
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 陰徳あれば必ず陽報あり(いんとくあればかならずようほうあり)
- 三人行えば必ずわが師あり(さんにんおこなえばかならずわがしあり)
- 生者必滅、会者定離(しょうじゃひつめつ、えしゃじょうり)
- 小人の過つや必ず文る(しょうじんのあやまつやかならずかざる)
- 末大なれば必ず折る(すえだいなればかならずおる)
- 生ある者は必ず死あり(せいあるものはかならずしあり)
- 積悪の家には必ず余殃あり(せきあくのいえにはかならずよおうあり)
- 遠き慮りなき者は必ず近き憂えあり(とおきおもんぱかりなきものはかならずちかきうれえあり)
「余」を含むことわざ
- 余す所なく(あますところなく)
- 余り茶に福あり(あまりちゃにふくあり)
- 余り物には福がある(あまりものにはふくがある)
- 男は辞儀に余れ(おとこはじぎにあまれ)
- 可愛さ余って憎さが百倍(かわいさあまってにくさがひゃくばい)
- 可愛さ余って憎さ百倍(かわいさあまってにくさひゃくばい)
- 窮余の一策(きゅうよのいっさく)
- 凝っては思案に余る(こってはしあんにあまる)
- 言葉に余る(ことばにあまる)
- 五指に余る(ごしにあまる)