鮑の片思いとは
鮑の片思い
あわびのかたおもい
言葉 | 鮑の片思い |
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読み方 | あわびのかたおもい |
意味 | 自分が慕っているだけで、相手にはその気がないこと。
片思いをしゃれていう言葉。 鮑の貝殻が二枚貝の片側だけのように見えることから。 「磯の鮑の片思い」「鮑の貝の片思い」ともいう。 |
異形 | 磯の鮑の片思い(いそのあわびのかたおもい) |
鮑の貝の片思い(あわびのかいのかたおもい) | |
使用語彙 | 片思い |
使用漢字 | 鮑 / 片 / 思 / 磯 / 貝 |
「鮑」を含むことわざ
- 鮑の貝の片思い(あわびのかいのかたおもい)
- 鮑の片思い(あわびのかたおもい)
- 磯の鮑の片思い(いそのあわびのかたおもい)
- 管鮑の交わり(かんぽうのまじわり)
「片」を含むことわざ
- 相惚れ自惚れ片惚れ岡惚れ(あいぼれうぬぼれかたぼれおかぼれ)
- 片足を突っ込む(かたあしをつっこむ)
- 片意地を張る(かたいじをはる)
- 片腕を失う(かたうでをうしなう)
- 片腕をもがれたよう(かたうでをもがれたよう)
- 片が付く(かたがつく)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
「思」を含むことわざ
- 合うも不思議合わぬも不思議(あうもふしぎあわぬもふしぎ)
- 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
- 悪獣もなおその類を思う(あくじゅうもなおそのるいをおもう)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 頭の濡れぬ思案(あたまのぬれぬしあん)
- 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく)
- 蟻の思いも天に昇る(ありのおもいもてんにのぼる)
- あるは厭なり思うは成らず(あるはいやなりおもうはならず)
「磯」を含むことわざ
- 磯際で船を破る(いそぎわでふねをやぶる)
- 磯の鮑の片思い(いそのあわびのかたおもい)
「貝」を含むことわざ
- 鮑の貝の片思い(あわびのかいのかたおもい)
- 貝殻で海を量る(かいがらでうみをはかる)