REV MAG vol.2発刊に寄せて+「BIGG MAC WORKS」について

REV MAG VOL.2で私が執筆した原稿中、私の確認ミスによる間違いがありました。ここで訂正させていただきます。関係者の皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。誤⇒(ウェスト・シティー・コネクション) 正⇒(ウェスト・コースト・コネクション) 大変申し訳ありません。

さて。REV3.11の新刊MAGに僭越ながらまた文章書かせていただいたのです。

REV MAG vol.2 (リヴィジョンマガジン vol.2) On Sale!!!
http://dopetm.com/2012/06/27/2254.html
Info
Title:REV MAG vol.2 (リヴィジョンマガジン vol.2)
Date:2012/06/27
Code:REV311-12009
Price:280 YEN
Contents
01.AB’s C 〜TDEの秘密兵器、アブ・ソウルの見解〜 text by 小澤 俊亮 [試読]
02.「ドレイクの時代」のR&B主要アクトまとめと展望 text by 高橋 芳朗 [試読]
03.ヒップホップ時評(2012年6月) 〜 継ぐのは誰か?〜 text by 小林 雅明 [試読]
04.名古屋におけるハードコアパンク、ヒップホップの昔話と、ローカルシーンの話 text by 靴底 [試読]
05.インターネットから見るジャパニーズヒップホップ 第1回 text by 微熱王子 [試読]

ほんと自分のようなポンコツにこのような機会をもらえることがうれしいです。他の執筆陣の皆様方が豪華過ぎて尻込みし始めてます。すげえなあ。このメンバーでこの内容で。
あの頃の名古屋に関してはリアルタイムに体験できたものと傍から眺めるしかなかったものと両方ありました。なのでもしかしたら現場にしかわからないような齟齬もあるのかもしれません。極力間違いはないようにしているつもりですが。。。もしありましたらご指摘ください。このブログのコメでもツイッター上でもOKです。


個人的に原稿に書き損ねた名古屋の話として「BIGG MAC WORKS」の話がありました。Mr.OZの主宰するレーベル/プロダクション/etcなのですが、2005年のこのBIGG MAC WORKS設立の意味は大きかった。2004年に急逝したTOKONA-X。あの時、名古屋のシーンが一瞬停止してしまったようなインパクトがありました。誰もが放心状態。あの時にBIGG MAC WORKSが立ちあがった事は、Mr.OZによる決意表明みたいなものだったのかもしれないと思います。。金看板を失った名古屋は、Mr.OZが立ちあがった事で止まった歯車が動き出した。こんな素晴らしい奇跡ならもっとあちらこちらで起きればいいって、思ってます。


また、もしできることであれば、読んだ方の住んでいる場所でのこう言う昔話が聞きたいです。「俺の住んでる場所なんて何にもないよ」っていう人もいるかもしれません。でも「何もないなら何もないだけの理由があるし、ちょっとでも何か残っているのであればその理由がある」ってことなんです。
そして、その知識や話を自分が立ち上がる糧にすればいい。ヒップホップだけじゃなくていい。御当地アイドルだってバンドだっていいし、会社でもいいし、何でもいい。そして動いていく中でまたいろんなことがあることでしょう。そうしてその話がまた受け継がれていく中で、いろんな新しい芽が生まれてくる。今必要なのはつながりなんです。


Mr.OZ - O FIVE TWO