駕籠とは
駕籠
かご
言葉 | 駕籠 |
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読み方 | かご |
意味 | 乗り物の一つ。人一人が座れる程度の箱型のもので、木などで吊るして前後の人が担いで運ぶ。 |
使用漢字 | 駕 / 籠 |
駕籠を含む故事・ことわざ・慣用句
駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人(かごにのるひとかつぐひと、そのまたわらじをつくるひと)
人の生き方は、貧富の差や境遇によってさまざまであるということ。また、そのさまざまな人のつながりで、世の中はうまく成り立っているということ。 世の中には駕籠に乗る身分の人もいれば、その駕籠を担ぐひともいる。また、駕籠を担ぐひとの履く草履を作る人もいる。 人の世は持ちつ持たれつであるとの意から。
駕籠舁き駕籠に乗らず(かごかきかごにのらず)
日頃から仕事で使用しているものは、自分のためには使用しないということ。 また、他人の面倒を見るばかりで、自分のことには手が回らないこと。 「駕籠舁き」は、駕籠に人を乗せて運ぶことを職業にしている人。 駕籠舁きは、自分の駕籠には乗らないとの意から。
「駕」を含む言葉・熟語
- 駕籠舁き(かごかき)
- 扈駕(こが)
- 台駕・台臺(たいが)
- 来駕(らいが)
- 駕する(がする)
- 車駕(しゃが)
- 辻駕籠(つじかご)
- 早かご・早駕籠(はやかご)