不妊と病気の根本的な違い
一般の病気は頭が痛いとかお腹が痛いとか、どこか腫れているとか、何か症状があって、それに従って検査をし、原因が判明し、診断がつき、診断に従って治療をします。
しかし、不妊は根本から違います。痛みも不快感もなく、検査でわかることはあまりに少ないため、原因の特定が難しいのです。
精子も卵子もチャンスがない!
妊娠できないのはなぜか、どこが悪いか、何が原因か、多くの方はそういうことを気にします。
しかし、不妊に関しては、検査の結果は正常だったり、仮に何か見つかっても、本当の原因までは特定できないことがほとんどです。
何かしらの原因があって、そのプロセスで障害が起きているのですが、今の医学ではまだ全部解明させていないのです。
不妊治療 コミュニケーションから始まります!
治療の流れとしては、病気ではありませんので当院の専門医とコミュニケーションを図ります、このコミュニケーションが非常に大事です。
そして基本検査をします。
基本検査で異常が見つからなければ、排卵と射精の、より正確に合わせるタイミング療法をします。
そこで結果が出なければ次は排卵誘発(卵巣を刺激して卵胞を多く 成熟させる)をするという段階に、手段を変えていきます。
それでも結果が出なければ、人工授精(精子を子宮に入れる)→体外受精(卵子に精子をふりかける)→顕微授精(卵子の中に精子を入れる)
手段や方法をより高度なものに変えていきます。