木走日記

場末の時事評論

保守政治家小池百合子は、ぶ厚い低所得者層に支えられていたという驚くべき事実を検証

今回は小ネタです。

さて予想通り小池百合子氏圧勝で終わった都知事選ですが、選挙結果分析をしてみたいと思います。

選挙結果の詳細はNHKのサイトがくわしいです。

NHK選挙WEB
東京都知事選
https://www.nhk.or.jp/senkyo2/shutoken/16407/skh48032.html

で、62の都下自治体の開票所別の詳細を見てみると、62全ての自治体で小池百合子氏50%以上の支持で他を圧倒しているのですが、実はその支持率は自治体により51.7%から82.2%まで幅があることがわかりました。

支持率低い順に表でまとめると・・・

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※『木走日記』作成

これですね、ざっくりと言えば都心中心部で支持率が低く、島嶼部や多摩地区などで支持率が高いわけです。

で、支持率の低い地域の並びを上から見てみれば、渋谷区、港区、杉並区、目黒区、武蔵野市、中野区、文京区、世田谷区、千代田区、新宿区と、これは東京都の中でも高額所得ランキング上位の地域が並んでいるのであります。

東京都下62自治体の所得(年収)ランキングはこちらのサイトがまとめられています。

東京都 所得(年収)ランキング
https://www.nenshuu.net/prefecture/shotoku/shotoku_pre.php?prefecture=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD

所得高い順に表にまとめます。

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※『木走日記』作成

小池百合子氏の得票率をX軸に地域別の所得(年収)をY軸にして相関図を作成します。

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※『木走日記』作成

おお、ほぼ綺麗な逆相関の関係が成り立つではありませんか。

驚くべき事実です。

つまりです。

高所得地域ほど、小池百合子の得票率は低いのです。

言葉を変えれば、所得の低い地域ほど小池百合子の得票率は高いのです。

保守政治家小池百合子は、ぶ厚い低所得者層に支えられていたということです。

立民・共産他、リベラル政党よ。

これでははなから貴方がたに勝ち目はゼロだったのでしょう。

ふう。



(木走まさみず)