FlashLiteの容量制限について整理する


1.AUよりDoCoMoの方が先に容量オーバーになる。
ボタンをクリックすると、
ランキング情報をロードして表示するswfを
AUとDoCoMoの端末で、操作すると、
何回かクリックすると、
AUよりDoCoMoの方が先に容量オーバーになる。


AUで、容量オーバにならないのを逆に不思議に思いつつも、
同一のswfとして、DoCoMoの仕様にあわせたため、そのときはそれ以上追求せず。


2.その後、AUサイトの説明を見て
http://www.au.kddi.com/ezfactory/mm/flash01.html

”ロードする元のFlashファイルとロードされるFlashファイルやテキストファイルの合計が100KBになるようにして下さい。”

”元のFlashファイル+loadMovie() /loadVariables() でロードされるFlashファイル < 100KB”

うーん
わかりづらいっす

これは、元のFlashファイルが、30kbだとすると、
loadMovie()できるのは、70kbまでで、
差し替えであれば、何度でも70kb分loadMovie()できるという意味だとあとで理解できたが、
DoCoMoと同じように全合計とも読み取ってしまって、混乱していた。


3.ニコニコ動画モバイル(AU)を見て、
外部ファイルのロードを際限なく(クリックした数だけ)繰り返しているが、
容量オーバーのエラーが出ない。
やはり、何度でも、ロードできそう?


4.Web Designing 7月号を見て
何度でも、ロードできると書いてある。

ただし、auでは、”一回の通信につき100kb”なので、
loadMovieを繰り返せば、大量のコンテンツを表示させることができる。

・NTT DoCoMo
Flash Lite1.0 最大100KB
Flash Lite1.1 最大100KB(外部ロード分を含む)
Flash Lite3.0 最大100KB(外部ロード分を含む)

・au
Flash Lite1.1 WIN 最大100KB/ 1X 最大48KB(1セッションにつき)
Flash Lite2.0 最大100KB(1セッションにつき)

・ソフトバンク
Flash Lite1.1 最大100KB
Flash Lite2.0 最大150KB(1セッションにつき)

上記を見るとauおよびソフトバンクのFlash Lite2.0対応端末は、
外部ファイルのロードを何度でも繰り返せる。
逆にDoCoMoは、トータルのサイズである。


ふむふむ


って、この違いってでかくないすか?!


この違いを強調しているサイトが少ないのがちと不思議だ。


以下に続く
だからflashで作られた携帯CGMサイトは少ない(国内)
http://d.hatena.ne.jp/kazukiz/20080914/1221325832


追記
adobeのサイト内で、Flash Lite入門講座が公開されました。
Flash Lite入門講座 第1回 日本のFlash Liteの仕様
http://www.adobe.com/jp/devnet/devices/articles/develop_in_japan.html