欲しかったものが欲しくなくなる？

 

 

　決断力が求められるようになって、そういった内容の本もたくさん出版されています。確かに決断は早いほうが結果も早くでますし、失敗しても軌道修正したりやり直したりできます。ただ、中には衝動的に決断しない方がよい場合もあって、個人的な衝動買いで失敗するのと同様に、仕事でも「あの時、即決して本当に良かったのか？」と思うことも少なくありません。失敗を恐れて判断が鈍るのはよくありませんが、その場の盛り上がりやテンションでベストな選択だと感じても、２～３日経ってみたらそうでもないと感じることもあります。冷静な状態であらためて見てみると、その時は気がつかなかったデメリットや検討の余地がいくつも出てきたりしますよね。

 

私は何かを提案するときには、可能なスケジュールであれば早めに一度アイデアを出しておき、少し寝かせてあらためて見たときに「やっぱり良い」と思えたらそのアイデアを詰めていくようにしています。決断のタイミングは非常に難しいところではありますが、できるだけ早く決断するべきときと、時間をかけて冷静に決断するべきときがあると考えています。どのタイミングで決断しても後悔することはもちろんあると思いますが、どういう状況ならどう決断するか？自分なりの決断の仕方をいくつか持っていると良いかもしれません。

 

 

あなたは、時間が経って判断が変わった経験はありますか？

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

＊イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。