【用賀】石橋貴明、勝俣州和の自宅を探訪しながら桜新町・深沢・用賀を散策(5):東条英機邸跡/石橋貴明・鈴木保奈美夫妻/真福寺
- 2021/02/18
- 08:21
深沢を散策しながら、羽生善治・畠田理恵夫妻、上田晋也、古舘伊知郎の自宅、三田佳子、大竹しのぶの旧宅跡を探訪しました。
今回は深沢に隣接する世田谷区用賀地区に入って、東条英機旧宅跡、石橋貴明・鈴木保奈美夫妻、勝俣州和の自宅を探訪します。
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(東条英機邸跡)
前回の記事で訪れた「三田佳子住居跡」、「大竹しのぶ住居跡」から少し歩いて、用賀にある「東条英機邸跡」に行ってみます(世田谷区用賀1丁目10-24)。
閑静な住宅街の中に「東条英機邸跡」の碑がありました。(「東條英機」は「東条英機」と新字体で書かれることが多いで、本記事では「東条英機」で統一します)
『「自由が丘の民芸館のような蕎麦屋」と「海軍村」:山久』で奥沢にある「海軍村」、
また、「田園調布を歩く(1)」で元軍人が始めた蕎麦屋「兵隊屋」について書きましたが、
戦前に高級軍人が住んでいた地域は、戦後になってもブランド力の高いエリアとして残っています。
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Wikipediaによれば、東条英機の自宅は大変質素だったようで、次のように書かれています(少し長いのですが引用します。太字は筆者)。
(東条英機は)金銭や蓄財に対しても禁欲的であった。陸軍大臣に就任した昭和15年に、世田谷の用賀に「私邸」を建て始めたが、建坪30坪のささやかな家であり、配給の資材を使って少しづつ工事を進めた。東條は昭和19年7月に首相・陸相・参謀総長などの公職を全て退き、7月22日付で予備役に編入された。その後、東條内閣の閣僚だった内田信也が自動車で用賀に行って「東條の屋敷」をいくら探しても見つからず、苦労して東條の家にたどり着いた経緯を下記のように述べている。
先ごろ初めて東条邸を訪ねましたが、まずここだと車を入れたのが鍋島侯爵〔旧・佐賀藩主〕邸で、次は某実業家の屋敷でした。ようやく探し当てたのは噂には及びもつかない粗末な家で、せいぜい秘書官官舎程度だったのには驚きました。
東条英機は無能で独裁的な人物として描かれることが多いのですが、
(東条英機には長期的・歴史的な視点が欠けていたかもしれませんが)部下の話をよく聞く、仕事熱心で非常に優秀な軍務官僚だったようです。
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(用賀の由来:「ヨガ」が由来?)
この用賀地区には、「石橋貴明・鈴木保奈美夫妻の自宅」、「勝俣州和の自宅」があるので、それらを見に行きたいと思いますが、
その前に、「用賀」の由来について書いてみたいと思います。
下の写真は、二子玉川駅から一駅の東急田園都市線・用賀駅の様子。
世田谷区の公式ホームページには次のように書かれています。
「鎌倉時代の初期に勢田郷にユガ(梵語)の道場が開設されて、後にこの地が真福寺の所有する所となったことから、このユガがヨーガになったのではないかと言われている」
嘘のようなホントの話ですが、
その地名の由来となった「真福寺」が今でもあり(世田谷区用賀4丁目14-4)、
「真福寺」の山号は「瑜伽山」(ゆがさん)となっています。
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(石橋貴明・鈴木保奈美夫妻の自宅)(木梨憲武の自宅)
この用賀地区に、お笑いタレントで、最近はYou Tuberとして大きな人気を集めている石橋貴明と女優の鈴木保奈美夫妻の自宅があります。
なお、お笑いコンビ・「とんねるず」の相方・木梨憲武の自宅は港区麻布にあります(下の写真)。詳しくは、「【麻布】B’z松本孝弘など芸能人・著名人の自宅を探訪~南麻布散策編(2):木梨憲武・安達成美夫妻の自宅」をご覧ください
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(勝俣州和の自宅)
さらに、この界隈には、お笑いタレントの勝俣州和の自宅があります。
瀟洒な門には「勝俣」と書かれた表札がありました。
勝俣州和は用賀の前には近隣の桜新町に住んでいたのですが、二人目の子供が生まれたことをきっかけに用賀に引っ越したそうです。
このため、サザエさんの町で知られる「桜新町」とは今でも縁があり、
フジテレビで放送されたドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」で、20年後のサブちゃんを勝俣が演じ、
その時のインタビューで、「桜新町に住んでいたこともあり今も街をブラブラしている」と話していました。
サザエさんの町としての桜新町は次回の記事で詳しく書く予定です。
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次回は、「桜新町・深沢・用賀散策シリーズ」の最終回として、桜新町に戻り、長谷川町子美術館を見て、長谷川町子の旧宅を探訪します。
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