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いろいろヤバイ、危険な水中生物ベスト10

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 陸生の我々にとって、海の中は興味深い世界。陸上とは違った生き物が色とりどり、形それぞれに生息している。でも中にはうっとり見とれている場合じゃない危険な魚も数多く存在する。ここにあげた10種の魚たちは、場合によってはヤバイことになってしまうデンジャラスな魚たちである。

1.オニダルマオコゼ

 英語ではストーンフィッシュと呼ばれており、その名の通り岩そっくりに擬態する。そしてその毒は非常に危険だ。敵を攻撃する時やその身に危機が迫った時、相手を麻痺させ死にいたらしめることも可能な毒を反射的に放出する。 

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2.ハコクラゲ(アンドンクラゲ)

 ふんわりと優雅に浮かぶこの姿に無害認定をしてしまう人もいるがそんなことはない。このクラゲはとても素早く移動ができる上に、刺されるとビリッとした刺激を受ける。彼等を怒らせると強力な針を備えた15本の触手で人間に激しい痛みを与える。 

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3.イタチザメ(タイガーシャーク)

 いわゆるな致命的なサメの一種である。イタチザメはとても鋭敏な嗅覚と視覚を持っている。そして彼らはそばに獲物がいると、即座にその存在を察知する。他のサメ同様、あっという間に獲物を噛み砕く強力なアゴを持っている。イタチザメは主に夜に出没する腕利きのハンターなのだ。 

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4.フグ

 危険を感じたり、身を守る必要に迫られるとき体をプッと膨らますその姿はかわいらしく見えるかもしれないが、フグの臓器のほぼ全てが人間にとって強い毒性を持つ。フグ毒を注射されると死に至ることもある。毒に冒される可能性があるこの魚を、なおも料理にしてお客に出す国があるのはなんとも不思議なことだ。調理師よってその毒が取り除かれるのは事実だが、その肉の中にはわずかな毒の痕跡があるかもしれない。その毒は何百人もの人々に死をもたらしているのだ。 

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5.ウミヘビ

“ヘビ”と聞くと、反射的に致命的に危険な生き物だと思うだろう。しかし確かに全く無害な種類もいるが、水中にいるやつはそうではない。ウミヘビは大抵その獲物を呑み込む前、それらを十分麻痺させるために毒液を出す。 

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6.ウツボ

 彼等は自主的に人間を脅かすわけではない。にもかかわらず、偶然にも人達を噛んでしまうことがある。そのほとんどが、故意に挑発されたり、人々が彼らを傷つけようとするために起きる事故だ。たまにウツボ達は、人間をいつも食べてる獲物だと勘違いして噛んじゃうこともあるのだが、間違いに気が付くとすぐ逃げていくようだ。どちらかといえば人目に触れないように身を隠すのがお好みらしい。 

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7.アカエイ類

 主に浅瀬に生息し、その浅い海を楽しむ人々にとって問題になる。アカエイに刺された時、速やかに治療を受けずに死亡した人々の報告例がいくつかある。刺されたら後々の合併症を防ぐためにも、すぐに治療をしてもらうのは大切なことだ。 

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8.ミノカサゴ

 多くのダイバーがミノカサゴにより怪我をしている。たとえその針のような鰭に毒液が含まれていないとしても、刺されるととても痛い。だがその綺麗な姿と模様に惹きつけられ、うっかり近づいてしまうダイバーは多いようだ。ミノカサゴは自分の身を守る術を知っている。彼らを怖がらせたり脅かしたりしないのが一番だ。 

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9.ヒョウモンダコ

 一般的なタコとは、明らかに見た目が違うヒョウモンダコ。美しいと思うか毒々しいと思うかは人それぞれだが、実際に猛毒を持っている。主に身を守る為、人間を殺すような毒を放つことがある。たとえ小さい赤ちゃんタコであっても、20人以上の生命を奪う毒をもっている。

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元サイトに掲載されていたヒョウモンダコペイントの手 

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10.ライギョ種

 視界に入るものは何でも食べる習性を持っているライギョは世界の中でも致命的な魚類の一つだ。彼らはすでに世界各地に分布していて目撃情報が報告されている。この魚が住み始めると、そこに住む他の生物全てが食べられてしまう。また、この種の魚について警戒すべきことは繁殖サイクルがとても速いことだ。ライギョが数ヶ月で他生物を一掃できることは、生態系にとって非常に危険な問題となるだろう。 

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via:Top 10 Deadliest Fishes | The 10 Most Known

原文翻訳:R

※解説文は海外サイトの文章を忠実に翻訳し、その意味を損ねないように意訳したものです。

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この記事へのコメント、69件

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  1. ヒョウモンダコ、腕にペイントしたものか
    模様がよくできてるな

  2. ヒョウモンダコの写真は、人体を動物に似せるアート作品のもので、ヒョウモンダコ本種のものでは無いと思います。

  3. ヒョウモンダコの写真だけが、本物ではなく、手にペイントするアートのようですが。。。

  4. しかしライギョにとって一番の天敵は人間の排出した化学物質である

  5. ヒョウモンダコはグーにしてる人の手にペイントしてるように見える

  6. ダツ・・・光るものに反応して飛びかかってくる。目に刺さったり動脈やられるなど南方の海ではかなり恐れられている。
    ダツがないとは・・・

  7. ライギョってそんなに凄い奴らだったのか…
    勉強になりました

  8. アンボイナガイ、イルカンジ、キロネックス辺りはランキングに必要じゃないか?
    血清が無かったり、目に見えないレベルなのに猛毒だったり、
    素早い上に絡まれたら即死レベルだったり

  9. >>フグ
    >>毒に冒される可能性があるこの魚を、なおも料理にしてお客に出す国があるのはなんとも不思議なことだ。
    お、おう……

  10. 猛毒なのに地味ってのは不親切極まりないよなあ、なぜ警戒色にならんのかw

  11. 日本のどっかの温泉地で養殖してるフグは毒無いって言ってたよ。海だと毒が蓄積されちゃうんかな。

  12. 4のフグが安田大サーカスのHIROに見えるのはオレだけじゃないはず

  13. 日本人の食への執念の代名詞がまさにフグだよね
    調理法が確立するまで何人死んだことやら
    っていうか海の生物は地上と比べて基本的に毒が強いね
    コブラと同レベルの毒持ってるウミヘビでさえ海の生物の中じゃ低レベル

  14. 雷魚はそんな魚じゃない。
    現に日本に持ち込まれた雷魚は減ってきている。

  15. ライギョは気候と環境の変化に弱いから場所次第ですな。少なくとも日本ではコイの雑食のほうが脅威。

    1. ※46
      同意。あとハオコゼとか夜釣りならウミケムシもね(笑)

  16. そういえば「危険生物図鑑」っていう分厚い図鑑に載ってたガンガゼっていうウニの仲間も死亡報告こそ少ないものの、棘が刺さると摘出が困難になるらしいよ。一度刺さると体内でそれが更に折れ続けるからだって

  17. フグとライギョは違うような・・カンディルとかのほうが凶悪だよね。どこの国の記事かわからないけど欧米人って水生生物に対する恐怖とか偏見があるよねぇ。

  18. 雷魚の項目に書かれているのは、日本にもいる雷魚そのものではなく
    近い種類のスネークヘッドとかの話ではないかな?

  19. どれも食べられそうにないな。
    フグ料理もそんなおいしくなかったし。

  20. タイガーシャークかっこいい
    F-20戦闘機はこいつの名前いただいたのか

  21. ハコクラゲって英名のボックスジェリーフィッシュの直訳かな?
    和名ではアンドンクラゲだった気がするの
    キロネックスがハブクラゲに近縁でイラカンジはアンドンクラゲに近いんだっけ?
    あやふやな記憶でスマソ

  22. 欧米の解説ってすごい偏見や誇張表現があるよね
    フグ料理批判どころか大半の魚を食べ物として見てないからなあ

  23. アンドンクラゲの画像がオーストラリアウンバチクラゲになっているのですが(☝◞‸◟)☝

  24. 日本は毒のある卵巣ですら無毒化して食べてしまうという…

  25. なんていうか
    アナフィラキシーショック起こす毒持ち
    噛み切る力つえー(フグもね)
    トゲが痛い
    この3つに分類されるだけな気が…
    フグは別として魚の毒はほとんど淡白毒だから火を通せば大丈夫だよ
    ウナギとかゴンズイとかが良い例かと

  26. 久しぶりに参上!!
    ?あの…、すみません。写真の「ヒョウモンダコ」は胴の模様が円になってるので、近似種の「オオマルモンダコ」だと思うのですが・・・・・・。
     どのみち毒は持ってるので危険です。(*_*)

  27. >>毒に冒される可能性があるこの魚を、なおも料理にしてお客に出す国があるのはなんとも不思議なことだ。
    同じことをヒドラジンを大量に含むシャグマアミガサタケを毒抜きして食べるフィンランド人とか、フランス人にも言ってくれ。しかもフグと違って毒抜き前のキノコを八百屋で一般人が買えるし、毒抜かないまま缶詰にしたのも売ってる。

  28. スベスベマンジュウガニもいなかったね
    かわいいからかな?

    1. ※70
      小さいし大量に獲れないので、
      食用となる心配がほとんどないからでは?

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