ギャンブルブルブル

 最近ギャンブル漫画が多いですね.ざっと思いつくのが,ヤンマガの「カイジ」,少年マガジンの「賭博覇王伝 零」,ヤンジャンの「嘘喰い」,モーニング同じくヤンジャンの「ライアーゲーム」,サンデーの,えーっと何だっけ?忘れました.
 結構どれも好きです.福本先生の2作品はもちろんのこと(カイジは最近展開遅すぎですけど),「嘘喰い」の顔芸,「ライアーゲーム」の駆け引きもなかなか熱いです.サンデーのは,えーっと忘れました.
 そんな中,異彩をはなっている漫画がチャンピオンで連載されています.その名も「ギャンブルフィッシュ」,原作は青山広美先生,そして作画は爆乳を書くことにこだわりすぎてジャンプで2度の打ち切りをくらいチャンピオンに流れるといった,少年漫画島流しの王道を行く山根和俊先生です.Wikipediaにも爆乳キャラで名を馳せるとしか解説の無い爆乳へのこだわりぶり,というかそれしか特徴…あわわ.そんな二人のコンビが,なんの間違いかケミストリーを起こしてしまい大ブレイク(一部で).
 どんな漫画家というと,主人公のイケメンメガネ中学生の白鷺杜夢が,露出癖のある美少女マジシャン月夜野さん(爆乳)とのブラックジャック勝負で,相手のトリックプレイによりついに軍資金が底をつく.すると杜夢,バックから何故かチェーンソーを取り出し「自分の指をかける」と言い出し,次の週にあっさり負けて指を切られてしまうけれど,実はそこまでが作戦だったというとんでもない漫画です.更に言うと,主人公は中学生で,指をチェーンソーで嬉しそうに切断するのは先生(しかも極悪)というとんでもない設定です.