さつまいものツルでリースの土台を作る方法を、ご紹介いたします。
道具を使わず、クルクル巻くだけの方法ですので、簡単にお作りいただけるかと思います。
今回は収穫したてのツルと、3週間経ったツルの2通りを作ってみました。
時間が経ったツルはしっかり洗う必要がありますが、十分撓りましたましたので、おためしになってみてください。
収穫したてのさつまいものツルと、時間が経ったツルの違い
折れやすい「若いツル」
収穫したてのツルは、弾力があり巻きやすいのですが、ツルの青い部分はパキンと折れやすいのが特徴です。
皮が剥がれやすい「時間が経ったツル」
時間が経ったツルも、十分撓りますが、表面の皮が剥がれやすくなっています。
ツルを巻く作業の際、皮が剥がれて下に落ちたり、手が汚れる場合がありますので、大きな紙を敷いて、軍手などをはめての作業がおすすめです。
さつまいものツルでリース土台を作る方法「収穫したてのツル編」
用意するもの
・さつまいものツル
・水を入れたバケツ
・ハサミ
・雑巾、軍手など
さつまいものリースの作り方
さつまいものツルを水に漬けます
葉をカットした さつまいものツルを1時間以上水に漬け、付着しているゴミや虫を洗い流します。
わが家は今年たくさんリースの土台を作りましたので、水を張った浴槽にしばらく漬けておき、お風呂の栓を抜いて水気を切って使いました。
浴槽の中に漬ける方法は、ツルを大量に使われる場合におすすめですが、さつまいものツルは意外に汚れており浴槽が汚れますので、お風呂掃除も頑張れる方はおためしになってみてくださいね。
雑巾でツルを拭きます
水に漬けたさつまいものツルを雑巾で拭き、水気と汚れを取り除きます。
この作業は省略できますが、これを行いますと、リースがきれいに仕上がります。
リースの大きさを決めます
ツルを輪っかにする際、端っこを少し余らせて形を決めます。
ツルを巻き付けてゆきます
さつまいものツルをクルクルと巻いてゆきます。
巻き終わりましたら、ツルとツルのすき間に先端を差し込みます。
ひと巻き完成しました。
飛び出ている先端は、このままにしておきます。
この時点でツルがまん丸になっていなくても、作業をしながら丸くなるように整えてゆきますので大丈夫です。
2本目も同じように巻いてゆきます
2本目のツルの先端を、すき間に差し込んで巻いてゆきます。
1本目のツルの先端も一緒に巻いてゆきますと、外れなくなります。
出来るだけツルが重ならないように巻いてゆきましょう。
先端をカットして完成です
お好みの太さになるまで巻きます。
最後に、先端をすき間に入れて飛び出ている部分をカットして完成です。
ときどき形を丸く整えながら、カラカラになるまで乾燥させて、出来上がりです。
さつまいものツルでリースの土台をつくるポイント
作業中は、軍手がおすすめです
さつまいものツルは、水に漬けて雑巾で拭いても 手のひらや爪の中が黒くなる場合がありますので、軍手などをはめての作業がおすすめです。
長いツルは適当な長さにカットして
さつまいものツルはとても長いですね。
長いツルは1周させるだけでも巻きづらいので、適当な長さにカットして作業をされると効率的です。
先端をカット
さつまいものツルの先端を斜めにカットして巻き始めますと、すき間に入れ込みやすくなります。
すき間を作ってくるくる巻き
2本目以降のツルを、気持ち浮かせて(すき間をつくりながら)巻いてゆきますと、雰囲気のあるリースの土台に仕上がるように思います。
また、すき間がありますと、鈴やリボンなどの飾り付けが容易になります。
さつまいものツルの巻き方をアレンジ
巻き方を変えますと、風合いの異なるリースの土台を作ることが出来ます。
画像左上は、一方方向にクルクルと巻いたもの、右上は、最後の1本を反対方向に巻いたものです。
反対方向に巻くだけで、雰囲気が変わります。
さつまいものツルでリース土台を作る方法「収穫して3週間経ったツル編」
しっかり水洗いします
3週間経ったさつまいものツルです。
上の画像でおわかりかと思いますが、ツルの皮が変色してきました。
葉っぱや色が悪い部分を取り除き、水でよく洗います。
採りたてのツルより色が悪くなっていますが、乾燥すれば茶色になります。
お土産におすすめ|手作りのサツマイモのツルリース
唐辛子
ローズマリーと唐辛子
わが家は、サツマイモのリースに 畑で収穫したトウガラシやローズマリーなどのハーブを添えて、お客様に持って帰っていただいています。
まとめ
さつまいものツルでリースの土台を作る方法をご紹介いたしました。
採れたてのツルでも、時間が経ったツルのどちらでもクルクル巻くだけで簡単にお作りいただけると思いますので、おためしになってみてくださいね。
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