請求書買取おすすめサービス11選!個人事業主でも利用可能【2024年最新】

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請求書買取サービスは、中小企業や個人事業主にとって重要な資金調達方法となっています。しかし、請求書買取サービスに関心はあるものの、実際に利用したことがある人は少ないのではないでしょうか。

そこで、この記事では、請求書買取サービスのおすすめ11選を紹介するとともに、個人事業主でも利用可能な請求書買取サービスも紹介します。さらに、請求書買取サービスについて、メリット・デメリットや選び方を解説します。

  1. 請求書買取おすすめサービス11選!個人でも審査通過できる
    1. ペイトナーファクタリングは個人向け!最短10分で入金可能
    2. ラボルは少額利用向け!審査から入金まで最短30分で完了
    3. QuQuMoはオンライン完結で契約可能!手数料も安い
    4. アクセルファクターは審査通過率93%超!審査に不安ならココ
    5. ベストファクターは最短1時間で入金可能!審査通過率92.25%
    6. PMGファクタリングは財務コンサルのプロが運営のサービス
    7. PayTodayはAI審査の導入により申込手続きが簡単にできる
    8. FREEENANCEはフリーランス向けの請求書買取サービス
    9. 法人で請求書買取サービスを使うならファクタリングベスト
    10. ビートレーディングは必要書類が少ないため負担が少ない
    11. 日本中小企業金融サポート機構の手数料は最安の1.5%〜
  2. 請求書買取サービスとは?利用するメリット・デメリットを解説
    1. 未払いの請求書(売掛債権)を譲渡して現金化するサービスのこと
      1. 支払いサイトが長い売掛債権を持っている方におすすめ
    2. 請求書買取サービスを利用するメリットは最短即日で現金化できる
      1. 法人だけでなく個人事業主やフリーランスでも利用可能
      2. 融資と異なり保証人や担保が不要!面倒な手続きはなし
      3. 審査通過の基準は取引先の信用力に大きく影響される
    3. 請求書買取サービスのデメリット!利用前に把握しよう
      1. 債権譲渡登記が必須のサービスだと取引先にバレる
      2. 掛け目が存在!請求書に記載の金額100%を現金化できない
      3. 融資や他の資金調達方法と異なり手数料が発生する
  3. 請求書買取サービスのおすすめな選び方!初めての方必見
    1. 手数料・利用可能額の上限値と下限値を事前に確認する
      1. 2社間で契約する場合は手数料が比較的高くなる
      2. 取引先にバレても良いなら3社間を利用しよう
      3. 個人の場合は少額利用も可能か申し込み前に確認
    2. 今日中に請求書を現金化したいなら即日入金対応のサービス
      1. 即日入金を希望するなら2社間での契約が必須
      2. オンライン完結型のサービスは手続きが早い
  4. 請求書買取サービスに関するよくある質問に回答
    1. 請求書買取サービスとファクタリングサービスの違いは?
    2. 請求書買取サービスはフリーランスでも利用できますか?

請求書買取おすすめサービス11選!個人でも審査通過できる

個人事業主でも審査通過できる、請求書買取サービスのおすすめ11選を紹介します。

各社それぞれに特徴がありますので、比較しながら順に解説します。

ペイトナーファクタリングは個人向け!最短10分で入金可能

請求書買取 おすすめ
手数料10%
利用可能額・1~25万円(初回申請可能額)
・2回目以降、利用実績により最大100万円
入金速度最短10分
審査通過率
利用対象者フリーランス・個人事業主
取引形態2社間
必要書類・請求書(支払期日まで70日以内)
・本人確認書類
(運転免許証、マイナンバーカードなど、初回利用時のみ必要)
・入出金明細

ペイトナーファクタリングは、ペイトナー株式会社が運営しているファクタリングサービス(請求書買取サービス)です。

フリーランス・個人事業主向けのファクタリングサービスであり、最短10分で入金可能なオンライン型サービスです。そのため、電話やメールでのやりとりは一切不要であり、事業計画書などの書類の提出も必要ありません。

ペイトナーファクタリングの公式サイトへ

ラボルは少額利用向け!審査から入金まで最短30分で完了

請求書買取 おすすめ
手数料10%
利用可能額1万円~必要な金額のみ(無制限)
入金速度最短30分
審査通過率
利用対象者フリーランス・個人事業主、小規模事業者
取引形態2社間
必要書類・本人確認書類
・請求書
・取引のエビデンス
(担当者とのメールや契約書など)

ラボル(labol)は、株式会社ラボルが運営しているファクタリングサービス(請求書買取サービス)です。

Webで完結できるオンライン型のサービスであるため、審査から入金まで最短30分で完了します。フリーランス・個人事業主、小規模事業者向けのサービスであり、24時間365日、振込に対応しています。

ラボルの特徴まとめ
  • 請求書の一部の買取申請が可能
  • 法人が取引先となる請求書のみ買取対象
  • 手数料などの費用は一切かからない
  • 電話や郵送は一切ないため、家族に知られる心配はない

ラボルの公式サイトへ

QuQuMoはオンライン完結で契約可能!手数料も安い

請求権買取
手数料1%~
利用可能額無制限
入金速度最速2時間
審査通過率
利用対象者法人、個人事業主
取引形態2社間
必要書類・請求書
・通帳

QuQuMo(ククモ)は、株式会社アクティブサポートが運営しているファクタリングサービス(請求書買取サービス)です。QuQuMoは、オンライン完結で契約でき、手数料(1%~)も安くなっています。オンライン完結なので、来店不要・面談不要で契約可能です。

QuQuMoの特徴まとめ
  • 債権譲渡登記の設定不要
  • 事務手数料不要
  • 受付時間:10:00~17:00(メールは24時間対応)
QuQuMoの公式サイトへ

アクセルファクターは審査通過率93%超!審査に不安ならココ

請求書買取 おすすめ
手数料2%~
利用可能額30万~1億円
入金速度最短即日(最短2時間)
審査通過率93%
利用対象者法人・個人事業主
取引形態2社間・3社間
必要書類・請求書など
・通帳
・本人確認書類
・確定申告書

アクセルファクターは、株式会社アクセルファクターが運営しているファクタリングサービス(請求書買取サービス)です。アクセルファクターの大きな特徴は、93%という審査通過率の高さです。

また、対面型だけでなくオンライン型ファクタリングにも対応しています。

アクセルファクターの特徴まとめ
  • 最長180日後の売掛債権にも対応
  • 早期申込割引
  • 受付時間は平日10:00~19:00

早期申込割引とは、新規申込みの方向けのサービスで、入金希望日が30日以上、もしくは60日以上先の場合に手数料を割引するサービスです。

アクセルファクターの公式サイトへ

ベストファクターは最短1時間で入金可能!審査通過率92.25%

請求書買取 おすすめ
手数料2%~
利用可能額30万~1億円
入金速度最短24時間
審査通過率92.25%
利用対象者法人・個人事業主
取引形態2社間・3社間
必要書類・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
・入出金の通帳(WEB通帳を含む)
・請求書・見積書・基本契約書

ベストファクターは、株式会社アレシアが運営しているファクタリング(請求書買取サービス)です。最短24時間で入金されるほか、審査通過率は92.25%という高さを誇っています。

また、ベストファクターの公式サイトには資金調達シミュレーターがあり、買取してくれるかがわかります。

ベストファクターのその他の特徴は、次のとおりです。

ベストファクターの特徴まとめ
  • 業界最高水準のセキュリティ対策
  • 債権譲渡登記なし
  • 償還請求権なし
  • 平日10:00~19:00
ベストファクターの公式サイトへ

PMGファクタリングは財務コンサルのプロが運営のサービス

請求書買取 おすすめ
手数料2%
利用可能額50万~2億円
入金速度最短即日
審査通過率
利用対象者法人専用
取引形態2社間・3社間
必要書類・決算書(直近2~3期分)
・通帳など
・発注書、請求書、納品書など
・代表者の身分証明書

PMGファクタリングは、財務コンサルのプロであるピーエムジー株式会社が運営するファクタリングサービス(請求書買取サービス)です。法人専用のファクタリングサービスであり、業界最高水準の買取手数料を誇っています。

PMGファクタリングのその他の特徴は、次のとおりです。

ベストファクターの特徴まとめ
  • 債権譲渡登記なし
  • 償還請求権がない(ノンリコース型)
  • 受付時間:8:30~18:00(土日祝休み)
PMGファクタリングの公式サイトへ

PayTodayはAI審査の導入により申込手続きが簡単にできる

請求書買取 おすすめ
手数料1%~9.5%
利用可能額10万円~無期限
入金速度最短30分
審査通過率
利用対象者法人、個人事業主・フリーランス
取引形態2社間
必要書類・本人確認書類
・請求書
・入出金明細
・決算書

PAYTODAYは、Dual Life Partners株式会社が運営するファクタリングサービス(請求書買取サービス)です。PAYTODAYが実践している即日AIファクタリングは、AI審査の導入により、申込手続きが簡単にできます。

面談不要のオンライン完結によって、最短30分で入金可能な即日ファクタリングを実現しています。また、PAYTODAYは、ベンチャー企業/スタートアップ、地方中小企業、フリーランス/個人事業主から重点的に活用されています。

PAYTODAYの特徴まとめ
  • 業界最低水準の手数料
  • 最大90日後の請求書買取に対応
  • 債権譲渡登記なし
  • 初期費用・月額費用はすべて無料
PAYTODAYの公式サイトへ

FREEENANCEはフリーランス向けの請求書買取サービス

請求書買取 おすすめ
手数料3%~10%
利用可能額1万円~無制限
入金速度最短即日
審査通過率
利用対象者フリーランス・個人事業主、法人
取引形態2社間
必要書類・請求書
・公共料金領収書
・エビデンス(契約書、発注書など)

FREENANCE(フリーナンス)は、フリーランス向けのファクタリングサービス(請求書買取サービス)で、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営しています。その中の「フリーナンス即日払い」というサービスが、請求書買取サービスです。

フリーナンス即日払いは、請求書を即日現金化でき、フリーランスだけでなく個人事業主や法人も利用可能です。

フリーナンス即日払いのその他の特徴は、次のとおりです。

PAYTODAYの特徴まとめ
  • 審査は最短30分
  • 担保や保証人が不要
  • 取引先に請求書の売却が知られない
フリーナンスの公式サイトへ

法人で請求書買取サービスを使うならファクタリングベスト

請求書買取 おすすめ
手数料1%~
利用可能額
入金速度最短3時間
審査通過率90%超
利用対象者法人専用
取引形態2社間・3社間
必要書類

ファクタリングベストは、ファクタリングサービス(請求書買取サービス)ではなく、法人専用のファクタリング会社一括見積もりサービスです。ファクタリングベストは、優良ファクタリング会社の中から最大4社に相見積もりをするというサービスを提供しています。最大4社の中から、最も条件が良いファクタリング会社を利用できます。

ファクタリングベストのその他の特徴は、次のとおりです。

PAYTODAYの特徴まとめ
  • 最短3時間で入金可能
  • 審査通過率9割超の優良ファクタリング会社のみ
ファクタリングベストの公式サイトへ

ビートレーディングは必要書類が少ないため負担が少ない

請求書買取 おすすめ
手数料4%~12%程度(2社間)、2%~9%(3社間)
利用可能額無制限
入金速度最短2時間
審査通過率
利用対象者法人、個人事業主
取引形態2社間・3社間
必要書類・通帳のコピー(2ヶ月分)
・売掛債権に関する書類(請求書、注文書など)

ビートレーディングは、株式会社ビートレーディングが運営するファクタリングサービス(請求書買取サービス)です。ビートレーディングには、必要書類が少ないため負担が少ないという特徴があります。

98%という最大買取率を誇り、対面だけでなくオンラインにも対応しています。法人と個人事業主を対象とし、2社間・3社間ファクタリングにも対応しています。

ビートレーディングのその他の特徴は、次のとおりです。

PAYTODAYの特徴まとめ
  • 注文書ファクタリングにも対応
  • 月間1,000件の利用実績
  • 償還請求権がない(ノンリコース)
ビートレーディングの公式サイトへ

日本中小企業金融サポート機構の手数料は最安の1.5%〜

請求書買取 おすすめ
手数料1.5%~
利用可能額無制限
入金速度最短3時間
審査通過率
利用対象者法人、個人事業主
取引形態2社間・3社間
必要書類・売掛金に関する資料(請求書、注文書など)
・通帳3ヶ月分

日本中小企業金融サポート機構の手数料は業界最低水準で、対面だけでなく、オンライン完結にも対応しています。法人と個人事業主が利用でき、2社間・3社間ファクタリングにも対応しています。

日本中小企業金融サポート機構のその他の特徴は、次のとおりです。

PAYTODAYの特徴まとめ
  • 印鑑証明・登記簿謄本一切不要
  • クラウド契約システム
  • 徹底したセキュリティ管理
  • 受付時間:9:30~18:00
日本中小企業金融サポート機構の公式サイトへ

請求書買取サービスとは?利用するメリット・デメリットを解説

請求書買取サービスとは、どんなサービスなのでしょうか。利用者にとって、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

それぞれ順に解説します。

未払いの請求書(売掛債権)を譲渡して現金化するサービスのこと

請求書買取サービスとは、未払いの請求書(売掛債権)を譲渡することによって現金化するサービスのことです。請求書買取サービスのことをファクタリングとも言います。売掛債権をファクタリング会社に売却して、現金が指定した口座に入金されるという流れです。ただし、売掛債権を買い取ってもらうには、ファクタリング会社による審査に通過しなければなりません。

審査のポイントは、売掛先から売掛金が確実に支払われるか、つまり売掛先に支払能力があるかどうかです。そのため、ファクタリング審査の主な対象は売掛先であり、ファクタリング利用会社(売掛債権を譲渡した会社)ではありません。

請求権買取サービスは資金調達の1手段ですが、融資とは違います。融資は負債ですが、請求書買取サービスは負債ではないからです。請求書買取サービスには、いくつかの種類があります。

請求買取サービスの種類
  • 2社間ファクタリング
  • 3社間ファクタリング
  • 注文書ファクタリング
  • 保証ファクタリング など

それぞれ理解してから利用するようにしましょう。

支払いサイトが長い売掛債権を持っている方におすすめ

支払いサイトが長い売掛債権を持っている方に、請求書買取サービスはおすすめです。

売掛債権を譲渡することで、かなり先の支払日を待たずに資金調達できるからです。しかし、支払いサイトが長いと手数料が増えるため、注意が必要です。ここでいう支払いサイトが長いとは、120日を超える程度のことを言います。

ファクタリング会社も、支払いサイトが長すぎることを嫌がることがあるからです。というのは、支払いサイトが長すぎると、売掛先が倒産して支払いができなくなるなどのリスクがあるからです。

ただし、建設業とIT業では、普段から支払いサイトが長いので、ファクタリング会社は気にしません。支払いサイトが長くても、それを理由に売掛債権の買取を拒否するファクタリング会社はほとんどないので、安心してください。

請求書買取サービスを利用するメリットは最短即日で現金化できる

請求書買取サービスを利用するメリットとして、即日ファクタリングできることが挙げられます。売掛債権をファクタリング会社に譲渡すれば、最短即日で入金されるからです。これまでの融資になくて、請求書買取サービスにあるのは、入金までの早さです。入金までの早さは、請求書買取サービスの最大のメリットと言っても過言ではありません。

例えば、銀行に融資を申し込んだ場合、融資が実行されるまでには数週間から1ヶ月はかかります。一方、請求書買取サービスは、売掛債権、すなわち請求書などを譲渡すれば、最短即日で資金調達が可能です。多くの中小企業や個人事業主は、普段から資金繰りに苦労しています。明日までに資金調達したいことが、よくあるのです。

そんなとき、銀行融資と請求書買取サービスのどちらが役に立つかといえば、請求書買取サービスです。そのため、最短即日で現金化できることは、請求書買取サービスの最も大きなメリットなのです。

法人だけでなく個人事業主やフリーランスでも利用可能

法人だけでなく個人事業主やフリーランスでも利用可能なのも、請求書買取サービスのメリットの1つです。銀行の融資を受けるのが難しい個人事業主やフリーランスにとって、売掛債権さえあれば、資金調達できる請求書買取サービスは、大変便利なサービスだからです。既に紹介した請求書買取サービスの中にも、個人事業主向けのサービスが存在します。

これらのファクタリング会社は、個人事業主やフリーランス向けの請求書買取サービスを提供しています。逆に、次のファクタリング会社のように、法人専用の請求書買取サービスを提供している会社もあります。

そのため、個人事業主やフリーランスの方が請求書買取サービスを利用する際は、個人事業主やフリーランスが利用できるサービスかどうかを確認する必要があります。また、個人事業主やフリーランスは、会社と比べると信用力がないことから、銀行の融資が受けにくい傾向にあります。その点、請求書買取サービスの場合、ファクタリング会社に審査されるのは売掛金を支払う売掛先であるため、ファクタリング利用者である個人事業主は審査の対象ではありません。この点も、個人事業主にとって請求書買取サービスが役に立つ理由の1つです。

融資と異なり保証人や担保が不要!面倒な手続きはなし

融資と異なり保証人や担保が不要のため、面倒な手続きがないのも、請求書買取サービスのメリットの1つです。融資の場合、保証人を立てたり不動産などの担保を設定したりしないと、融資を受けられないことが多いからです。そもそも、請求書買取サービスは融資ではなく債権譲渡なので、保証人や担保は必要ありません。

では、売掛先が倒産してしまい、売掛金を回収できなくなった場合、どのようになるのでしょうか。この場合、「償還請求権があるか、ないか」という問題になります。償還請求権とは、ファクタリング会社に譲渡した売掛債権が売掛先の倒産などにより回収できなくなった場合に、ファクタリング会社がファクタリング利用者に支払いを請求する権利です。

つまり、ファクタリング会社に償還請求権がある場合、売掛先の倒産によって回収できなくなった売掛金の支払いをファクタリング利用者に請求できるのです。一方、償還請求権がない場合、ファクタリング利用者に売掛金の支払いを請求できません。

審査通過の基準は取引先の信用力に大きく影響される

請求書買取サービスを利用するメリットとして、審査通過の基準は取引先(売掛先)の信用力に大きく影響されることが挙げられます。請求書買取サービスにおいて、売掛債権を買い取ったファクタリング会社に売掛金を支払うのは、売掛先だからです。ファクタリングの審査において、最も重視されるのは、売掛先の支払能力です。

そのため、売掛先に支払能力があって売掛金を回収できると判断されたら、ファクタリング審査には通過します。一方、売掛先の経営状況が思わしくなく売掛先の支払能力がないため、売掛金は回収できないと判断された場合、審査には通過できません。そのため、売掛先は個人事業主ではなく、法人のほうが信用されます。

実際に、ファクタリング会社の中には、売掛先が個人事業主の場合はファクタリングできないとしている会社があります。売掛先がファクタリング審査の対象ということは、ファクタリング審査において、ファクタリング利用者の審査は重視されません。つまり、ファクタリング利用者の経営状況が良くない場合でも、ファクタリング審査に通過する可能性は高いのです。

請求書買取サービスのデメリット!利用前に把握しよう

請求書買取サービスにはメリットだけでなく、デメリットもあります。メリットのみを把握するだけでは不十分なので、ファクタリングの利用を検討する前にデメリットを把握しておきましょう。

債権譲渡登記が必須のサービスだと取引先にバレる

請求書買取サービスのデメリットとして、債権譲渡登記が必須の請求書買取サービスを利用すると、売掛債権を譲渡したことが取引先(売掛先)にバレるおそれがあることが挙げられます。債権譲渡登記をすると一般に公表され、誰でも閲覧可能になるため、売掛先にバレるおそれがあるからです。

そもそも、どうして売掛債権を譲渡したことを売掛先に知られてはいけないのかというと、売掛債権を売ったことがバレると、経営状況が悪化しているのではないかと疑われるおそれがあるからです。また、債権譲渡登記とは、債権譲渡したことを登記することによって債権譲渡したことを公表することです。債権譲渡登記をするのは、二重譲渡が発生した場合、債権譲渡を受けた債権者であることを主張でき、証明できるからです。

二重譲渡の例として、ファクタリング利用者が、あるファクタリング会社に売掛債権を譲渡したにもかかわらず、別のファクタリング会社に売掛債権を譲渡したケースが挙げられます。この場合、2社のファクタリング会社のうち、どちらのファクタリング会社が債権者になるかは、債権譲渡登記をしているかどうかで決まります。

しかし、請求書買取サービスにおいて債権譲渡登記をすると、売掛先にバレるリスクがあるため、ファクタリング利用者は債権譲渡登記をしたくないわけです。そのため、ファクタリング会社には、債権譲渡登記をなしにしている会社が数多くあります。

掛け目が存在!請求書に記載の金額100%を現金化できない

掛け目が存在するため、請求書に記載された金額の100%を現金化できないのも、請求書買取サービスのデメリットです。請求書買取サービスでは、売掛債権額から手数料が差し引かれるからです。なお、掛け目とは買取率のことです。

請求書買取サービスには、売掛債権を支払期日前に譲渡することによって資金調達できるというメリットがあるため、請求書の金額から手数料が引かれるのは仕方がないという気がします。仮に、売掛債権を譲渡することで100%の金額がもらえることになったら、多くの個人事業主や会社がやってしまうため、混乱してしまいます。

そのため、請求書の金額(売掛債権額)の100%を現金化できないことは、それほど大きなデメリットではありません。このデメリットを軽減するには、できるだけ手数料が安い請求書買取サービスを利用することです。また、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングでは、3社間ファクタリングのほうが手数料が安いので、3社間ファクタリングを選べば、掛け目は高くなります。

種類手数料
2社間ファクタリング10%~20%
3社間ファクタリング1%~9%

融資や他の資金調達方法と異なり手数料が発生する

請求書買取サービスのデメリットとして、融資や他の資金調達方法と異なり、手数料が高い傾向にあることが挙げられます。融資には金利がかかり、請求書買取サービスには手数料がかかります。そのため、正確には比較できないのですが、銀行融資の金利は年利1%~15%程度かかるのに対し、請求書買取サービスの手数料は1回で1%~20%程度かかります。

そのため、銀行融資よりも請求書買取サービスの手数料のほうが割高であることがわかります。このように請求書買取サービスの手数料は割高であることから、使いすぎると、資金繰りが悪化してしまうおそれがあるので注意が必要です。請求書買取サービスは、資金繰りが悪化したときにすぐに資金調達できるというメリットがある一方で、手数料が高いため、頻繁に使うと資金繰りが悪化するリスクがあるというデメリットがあります。

確かに便利なため、何回も使いたくなるかもしれませんが、使いすぎないように気をつけましょう。

請求書買取サービスのおすすめな選び方!初めての方必見

請求書買取サービスのおすすめな選び方として、次の2つが挙げられます。

それぞれ解説しますので、初めて請求書買取サービスを利用する方は必見です。

手数料・利用可能額の上限値と下限値を事前に確認する

請求書買取サービスのおすすめな選び方として、手数料、利用可能額の上限値と下限値を事前に確認することが挙げられます。手数料が安ければ安いほど、調達できる資金が増えるからです。利用可能額の上限値と下限値を確認することで、どの請求書買取サービスを利用できるのかがわかります。一般的にファクタリング会社は、利用可能額の上限値と下限値を定めています。

例えば、既に紹介した11社の請求書買取サービスの利用可能額は、次のようになっています。

請求書買取サービス利用可能額
ペイトナーファクタリング・1~25万円(初回申請可能額)
・2回目以降、利用実績により最大100万円
ラボル1万円~必要な金額のみ(無制限)
QuQuMo(ククモ)無制限
アクセルファクター30万~1億円
ベストファクター30万~1億円
PMGファクタリング50万~2億円
PAYTODAY10万円~無期限
FREENANCE(フリーナンス)1万円~無制限
ファクタリングベスト
ビートレーディング無制限
日本中小企業金融サポート機構無制限

この中で、ペイトナーファクタリング、ラボル、FREENANCE(フリーナンス)の最低利用可能額は1万円です。この3社はいずれも、利用金額が低い傾向にある個人事業主やフリーランス向けのサービスを展開しているからです。

どの請求書買取サービスを利用できるのかを調べるため、利用可能額の上限値と下限値を事前に確認する必要があります。

2社間で契約する場合は手数料が比較的高くなる

請求書買取サービスのおすすめな選び方として、手数料が高い2社間ファクタリングよりも手数料が低い3社間ファクタリングを選ぶという方法があります。2社間ファクタリングとは、ファクタリング利用者とファクタリング会社の2社間によるファクタリングのことです。一方、3社間ファクタリングとは、上記の2社に売掛先を加えた3社によるファクタリングです。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いをまとめると、次のとおりです。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い

2社間ファクタリング3社間ファクタリング
手数料高い(10%~20%)低い(1%~9%)
入金スピード最短即日数日~1週間
売掛先への通知不要必要

手数料で選ぶなら、手数料の低い3社間ファクタリング、入金スピードで選ぶなら、2社間ファクタリングを選びます。売掛先への通知については、2社間ファクタリングでは不要のため、売掛先に売掛債権を譲渡したことを知られることはありません。

一方、3社間ファクタリングでは、売掛先が加わるため、通知せざるを得ません。その結果、売掛債権を譲渡したことを売掛先に知られてしまいます。そのため、2社間ファクタリングを選ぶ利用者が圧倒的に多くなっています。

取引先にバレても良いなら3社間を利用しよう

取引先(売掛先)にバレてもいいなら、3社間ファクタリングを選ぶのも、選び方の1つです。というのは、上記の表「2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い」のところで解説したとおり、2社間ファクタリングを選べば、売掛先にバレませんが、3社間ファクタリングを選んだら、売掛先にバレてしまうからです。

個人の場合は少額利用も可能か申し込み前に確認

請求書買取サービスを選ぶポイントとして、個人事業主は少額利用が可能かどうかを申込み前に確認することが重要です。請求書買取サービスによっては、希望する少額利用ができない会社があるからです。

例えば、既に解説した11社の請求書買取サービスのうち3社の利用可能額は、次のようになっています。

請求書買取サービス利用可能額
アクセルファクター30万~1億円
ベストファクター30万~1億円
PMGファクタリング50万~2億円

この表を見ると、30万円未満の請求書買取を申し込みたい個人事業主やフリーランスの方は、3社とも利用できないことがわかります。そのため、希望する金額の利用が可能なファクタリング会社を見つける必要があります。

今日中に請求書を現金化したいなら即日入金対応のサービス

今日中に請求書を現金化したいなら、即日入金対応のサービスを選ぶ必要があります。請求書買取サービスは、基本的に請求書の現金化が早いのですが、即日入金を希望するなら、対応しているサービスを選ばなければなりません。即日入気対応サービスを選ぶには、ネット検索で即日入金対応の請求書買取サービスを調べて、連絡する必要があります。というのは、確認しないと、実際に即日入金に対応しているのかがわからないからです。

また、即日入金をしてもらうには、申し込む時間も重要になります。できるだけ早く、請求書買取を申し込まないと、即日入金されないおそれがあるからです。例えば、受付時間ギリギリに申し込んだら、即日入金されず、翌日の入金になってしまいます。そのため、請求書買取サービスに連絡したら、何時までに申し込めば、即日入金されるかを確認しておきましょう。

そこまで確認したら、請求書買取サービスに請求書買取を申し込むとともに、即日入金をお願いしたい旨を伝えておきましょう。

即日入金を希望するなら2社間での契約が必須

即日入金を希望するなら、2社間ファクタリングを選ぶ必要があります。3社間ファクタリングを選んでしまったら、即日入金されないからです。3社間ファクタリングの場合、売掛先に承認を得る必要がありますが、即日で承認を得ることが難しいからです。

そのため、即日入金を希望する場合、3社間ファクタリングではなく2社間ファクタリングを選ばなければなりません。

オンライン完結型のサービスは手続きが早い

オンライン完結型のサービスは手続きが早いので、即日入金を希望する場合はオンライン完結型のサービスを選んだほうがいいでしょう。例えば、既に紹介したペイトナーファクタリングは、最短10分で入金可能なオンライン型サービスとなっています。

オンライン完結型のサービスは、必要書類も従来より少なくなっているため、簡単な手続きで申し込むことが可能です。そのため、即日入金を希望したいなら、オンライン完結型を選ぶことをおすすめします。

請求書買取サービスに関するよくある質問に回答

請求書買取サービスとファクタリングサービスの違いは?

請求書買取サービスとファクタリングサービスの違いはなく、同じサービスのことです。ファクタリングサービスは、売掛債権を買い取ってくれるサービスで、具体的には請求書を買い取ってもらうサービスだからです。つまり、「請求書買取=ファクタリング」ということです。

請求書買取サービスはフリーランスでも利用できますか?

請求書買取サービスは、フリーランスでも利用できます。例えば、既に紹介したラボルFREENANCE(フリーナンス)であれば、フリーランスの方も利用可能です。

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