夢のようなひと時。
長野県上水内郡飯綱町古町428-1
「レストランルック」の建物を目のまえにし、疲れがスーーっとひいていったのでした。
テンション上がる!
さて、ドアを開け、カウンター脇の狭い通路を抜けると……
やっぱり素敵ね。
とんでもない大箱を想像してたので、そこまでではないけど、やっぱり広い。赤い絨毯にモダンな白い椅子、カクカクとジグザクになった窓からは木々と国道18号線の眺め。
借景。窓からの眺めが店内風景に大きく影響しています。
「お好きな席へどうぞ」、と声をかけられ、お客さんは他に誰もいない、選びたい放題。全体が眺められる奥の席に座った。基本ですよね。
テーブルにはお店のオリジナル紙製ランチョンマットが敷いてあった。お店の歴史も書いてありましたよ。
当店は、昭和48年11月にレストルックとしてオープンしました。名前の由来としてヨーロッパにあるユートピアルック(理想の展望)というホテルと、眺めやロケーションの良さなどの共通点が有り名付けられたのですが、現在はレストランルックに落ち着きました。
昭和48年というと1973年。50周年を迎えたばかり。元はレストランではなくレストだったんですね。
眺めとロケーション。「ルック」の売りです。
外の看板では焼カレー推しでしたが、豊富なグラタンメニューに惹かれる。
「プリンセスグラタン」や「エリザベスグラタン」の高貴なネーミングのメニューに心が揺れましたが、名前よりも食べたいものが食べたい。「ホタテ貝と海老のミックスグラタン」にしました。ホタテも海老も大好きだから。
純喫茶にぃさんから頂いたマッチ
マッチの裏面もこうおっしゃってますし(^_^;)。
ナンとサラダ、飲み物付きのBセット(+550円)で注文してから店内を眺める。うん、空いてるね。お店の人に声をかけて店内の撮影。
無粋だな~と思います。あんまり美しい行為ではないですが。
でも結局はこの後、お客さんが続々と入ってきて、店内撮影が厳しい状況になってしまった。一瞬の隙を狙う、こういう事が妙に多い(^_^;)。
ひゃっ!ひゃあ~お皿が貝の形。ホタテのグラタンだから? こういうのって夢があります。
もちろん美味。
食後のアイスコーヒー。
無糖か加糖か聞かれたので無糖でお願いしました。
ケーキも自家製のようで心揺れましたが、お腹いっぱいになったのでやめておきました。
ランチョンマットにも書いてありましたが、こちらのお店かなり食の安全にはこだわっていて、お米もお餅も自家製だとの事。
「金沢260K、直江津75K、軽井沢89K、松本98K」
ここからの距離でしょうか? 遊び心がありますね。ここからだと直江津(新潟県)が一番近い。
用はなくともお手洗いには入るべし。今回は用があったので見逃さずにすんだけど、ちょくちょく入り忘れてしまうんですよね(^_^;)。
伝票・紙ナプキン・マッチはロゴ入り。
昔のマッチ凝った造りですね。マッチコレクター垂涎の一品です。貰えませんが……
なかなか難しい場所ですが、もし許されるのならまた訪れたい。
お店の人の印象もめちゃくちゃ良かったんですよね。マニュアル的ではなく丁寧でフレンドリー。心からの接客でした。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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