タイCPI、12月前年比+1.23% 7カ月ぶりに中銀目標内

タイCPI、12月前年比+1.23% 7カ月ぶりに中銀目標内
1月6日、タイ商務省が発表した12月の消費者物価指数(CPI)は前年比1.23%上昇で、昨年5月以来初めて中央銀行の目標レンジ(1─3%)内に収まった。バンコクの市場で2016年9月撮影(2024年 ロイター/Jorge Silva)
[バンコク 6日 ロイター] - タイ商務省が6日発表した12月の消費者物価指数(CPI)は前年比1.23%上昇で、昨年5月以来初めて中央銀行の目標レンジ(1─3%)内に収まった。
ロイターがまとめた市場予想は1.47%上昇、11月は0.95%上昇だった。
コア指数は前年比0.79%上昇。市場予想の0.81%上昇を若干下回った。
2024年の平均総合CPI上昇率は0.40%、コアインフレ率は0.56%だった。
同省の高官は会見で1月の総合インフレ率を約1.25%、第1・四半期は1%を超えると予想した。
同省は、25年の総合インフレ率予想を0.3─1.3%で据え置いた。

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