モンゴル政府、仏核燃料大手と仮契約 16億ドルでウラン鉱山開発へ

モンゴル政府、仏核燃料大手と仮契約 16億ドルでウラン鉱山開発へ
 12月27日、モンゴル政府は、以前から検討してきたウラン鉱山開発事業で、フランスの核燃料大手オラノ・マイニング・グループと仮契約を締結したと発表した。写真はモンゴルのオユーンエルデネ首相。ドイツのベルリンで2022年10月撮影(2024 ロイター/Lisi Niesner)
[北京 27日 ロイター] - モンゴル政府は27日、以前から検討してきたウラン鉱山開発事業で、フランスの核燃料大手オラノ・マイニング・グループと仮契約を締結したと発表した。
初期投資額は5億ドル、総額16億ドルになる見込み。2024─27年に準備段階に着手し、28年に最初の生産を開始する予定。44年にピーク生産を迎え、2600トンに達する見通し。
オユーンエルデネ首相は声明で、「国内投資拡大と雇用創出において、今回の仮契約は大きな前進だ」と述べた。
オラノのウェブサイトによると、同社はカナダとカザフスタン、ニジェールに鉱山を保有。モンゴルでは25年超にわたり、採掘活動を続けている。

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