NewJeans、契約解除を表明 親会社HYBEとの対立で

NewJeans、契約解除を表明 親会社HYBEとの対立で
 韓国の人気女性グループ、NewJeansのメンバー5人が28日、最大手の音楽事務所HYBE傘下の所属事務所ADORとの専属契約を解除すると表明した。ソウルで9月撮影(2024年 ロイター/Soo-hyeon Kim)
[ソウル 28日 ロイター] - 韓国の人気女性グループ、NewJeans(ニュージーンズ)のメンバー5人が28日、最大手の音楽事務所HYBE(352820.KS), opens new tab傘下の所属事務所ADORとの専属契約を解除すると表明した。
グループの著名ディレクターであるミン・ヒジン氏がADORの最高経営責任者(CEO)を解任されたことなどを受け、HYBEと対立が続いていた。
5人が同日夜の緊急記者会見で退社すると発表し、ADORを今月離れたミン氏と仕事をしたいと述べた。ただ、今後はグループ名が使えなくなる可能性があるとも語った。
メンバーのダニエルさんは「ADORを離れたら、自分たちが本当にやりたい活動を自由に進めたい」などと話した。
これに対しADOR側は、メンバーとの契約は引き続き「完全に有効だ」とし、今後の活動も事務所との協業で継続することになるとの声明を発表した。
HYBEは4月、ミン氏に独立を企てた疑いがあるとして内部調査を開始し、その後ミン氏はCEOを解任された。

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