Xのブラジル国内サービス停止も、最高裁がマスク氏に警告

Xのブラジル国内サービス停止も、最高裁がマスク氏に警告
ブラジル最高裁は28日、短文投稿サイトX(旧ツイッター)のオーナーである米実業家イーロン・マスク氏に対し、24時間以内にXのブラジルでの法定代理人を指名するよう命じ、従わなければ国内でXのサービスを停止すると警告した。写真はX本社。2023年7月、米カリフォルニア州サンフランシスコで撮影(2024年 ロイター/Carlos Barria)
[ブラジリア 28日 ロイター] - ブラジル最高裁は28日、短文投稿サイトX(旧ツイッター)のオーナーである米実業家イーロン・マスク氏に対し、24時間以内にXのブラジルでの法定代理人を指名するよう命じ、従わなければ国内でXのサービスを停止すると警告した。
Xは今月、最高裁のデモラエス判事からの「検閲命令」に応じられないとし、ブラジル事業を閉鎖して現地従業員を解雇すると発表していた。ただ、同国でのサービスは継続するとした。 もっと見る
最高裁は28日の判断をXに投稿。この中でデモラエス判事は、同国のインターネット関連規制下でブラジルの法律や個人情報の機密性を尊重しない企業は、その活動を一時的に停止させられる可能性があると指摘した。

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