オープンAI、ブラウザー開発検討 グーグルに対抗=報道

オープンAI、ブラウザー開発検討 グーグルに対抗=報道
 米新興企業オープンAIが対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を組み合わせたウェブブラウザー(閲覧ソフト)の開発を検討していると、ニュースサイト「ジ・インフォメーション」が11月21日報じた。写真はオープンAIのロゴ。2021年2月撮影のイメージ写真(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[21日 ロイター] - 米新興企業オープンAIが対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を組み合わせたウェブブラウザー(閲覧ソフト)の開発を検討していると、ニュースサイト「ジ・インフォメーション」が21日報じた。
同社はまた、検索機能を提供するため、コンデナストやレッドフィン、イベントブライト、プライスラインといったウェブサイトやアプリの開発者と協議したという。
ブラウザー・検索市場で大きなシェアを握るグーグルに対抗する動きとなる。
オープンAIはAI搭載型検索エンジン「サーチGPT」ですでに検索市場に参入している。
ジ・インフォメーションによると、オープンAIはグーグルの主要ビジネスパートナーである韓国サムスン電子(005930.KS), opens new tabの端末へのAI機能搭載についても協議している。
ただ同社はブラウザーを立ち上げるには至っていないという。
グーグル、オープンAI、サムスン電子はロイターのコメント要請に応じていない。

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