独VWへの調査内容、現時点で明らかにできず=米環境保護局幹部

[ワシントン 7日 ロイター] - 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題に関する議会公聴会を翌8日に控え、米環境保護局(EPA)の幹部らは7日、VWに対する調査内容の詳細を現時点で明らかにすれば調査に支障をきたす恐れがあるとして、調査内容を明らかにすることはできないとの考えを示した。議会委員会に提出された証言原稿で述べたもの。
さらに不正問題が明るみになってからも、VWは不正に関する事実を隠ぺいしていたとした。
8日の下院エネルギー・商業委員会、監督・調査小委員会の公聴会では、EPA側から交通・大気汚染管理部のクリストファー・グランドラー部長らが証言を行う。

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