東南アジア株式=総じて上昇、シンガポール市場が5年超ぶり高値

東南アジア株式=総じて上昇、シンガポール市場が5年超ぶり高値
5月8日、東南アジア株式市場では、シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)が0.88%高の3413.02と、終値ベースで2008年1月以来の高値を付けた。写真はマーライオン。シンガポールで2005年8月撮影(2013年 ロイター/STR New)
[バンコク 8日 ロイター] 8日の東南アジア株式市場では、シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)<.FTSTI>が0.88%高の3413.02と、終値ベースで2008年1月以来の高値を付けた。
パーム油大手ウィルマー・インターナショナルは、好調な四半期決算を発表したことを受け、2.1%上昇した。
マニラ市場の主要株価指数PSEi<.PSI>は3営業日ぶりに反発し、0.49%高の7181.30。大型株の不動産開発大手アヤラ・ランドが2.2%高と上げを主導した。同社は四半期純利益が前年同期比30%増となった。
バンコク市場のSET指数<.SETI>は0.81%高。約19年半ぶり高値の1614.15で終了した。
他の大半の市場も上昇して引けた。東南アジアの主要企業から予想を上回る決算が幾つか出ており、他の企業決算への期待が高まった。
4月の中国貿易統計が力強い内容となったことも、アジアの株式市場のセンチメントを下支えした。
ジャカルタ市場の総合株価指数<.JKSE>は0.92%高の5089.34。
クアラルンプール市場は東南アジア株式市場全般の上昇傾向に逆行。クアラルンプール総合株価指数(KLCI)<.KLSE>は0.15%安の1774.00。ホーチミン市場のVN指数<.VNI>も0.11%安の485.07。

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