バチカン図書館が文献デジタル化へ、NTTデータが協力

バチカン図書館が文献デジタル化へ、NTTデータが協力
3月20日、ローマ法王庁のバチカン図書館は、ローマ・カトリック教会の歴史的文献をデジタル化し、インターネット上で閲覧できるようにすると発表した。写真左はデジタル化で提携するNTTデータの岩本敏男社長。バチカン市で撮影(2014年 ロイター/Tony Gentile)
[バチカン市 20日 ロイター] -ローマ法王庁のバチカン図書館は20日、ローマ・カトリック教会の起源から20世紀までに書かれた歴史的文献をデジタル化し、インターネット上で閲覧できるようにすると発表した。
NTTデータ<9613.T>と提携し、図書館が所蔵する約8万2000冊の中から4年かけて約3000冊のデジタル化を進める。期間は延長される可能性があるという。
NTTによると、プロジェクト費用は約1800万ユーロ(約25億円)。
バチカン図書館の司書によると、デジタル化される文献には、コロンブス以前のアメリカ大陸のものから中国や日本など東アジアのものまで、欧州に影響を与えたあらゆる言語や文化が含まれている。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab