情報BOX:日銀副総裁人事、中曽宏氏の略歴

[東京 25日 ロイター] 政府は25日、次期日銀副総裁に中曽宏・日銀理事(国際関係統括)を起用する方針を固めた。中曽氏は1997年の金融危機に信用機構課長として対応。その後国債決済銀行(BIS)に出向。
金融市場局長とBIS市場委員会議長を兼任し、金融システム、市場取引、国際金融のいずれにも精通している。2008年に日銀理事に就任、昨年再任された。またBISが設置したロンドン銀行間取引金利の不正防止検討作業部会の議長にも就任した。
●略歴
1978年 東京大学経済学部卒、日本銀行入行
1997年 信用機構局信用機構課長
2000年 国際決済銀行(BIS)出向
2001年 金融市場局兼国際局参事役
2003年 金融市場局長
2006年 国際決済銀行市場委員会議長を兼任
2008年 日本銀行理事

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