メキシコの制度的革命党が大統領選勝利を宣言、政権交代へ

メキシコの制度的革命党が大統領選勝利を宣言、政権交代へ
7月1日、メキシコの大統領選挙で政権返り咲きを目指す野党・制度的革命党(PRI)は、ぺニャニエト候補(写真)の勝利を宣言した(2012年 ロイター/Tomas Bravo)
[メキシコ市 1日 ロイター] メキシコの大統領選挙で政権返り咲きを目指す野党・制度的革命党(PRI)は1日、ぺニャニエト候補(45)の勝利を宣言した。出口調査で同候補の大幅なリードが伝えられたため。
1日夜の投票終了後に伝えられたメキシコの主要3テレビ局による出口調査では、ぺニャニエト候補が2番手につける左派のオブラドール候補を8─11パーセントポイントリードし、得票率は約40%。与党・国民行動党(PAN)のモタ候補は3番手となった。
PRI選挙対策本部の幹部はこれを受けて即座に勝利を宣言。上院だけでなく下院でも過半数議席が確保できる可能性があるとの見方を示した。
PRIは、2000年に政権を奪われるまでの71年間、与党の座を守っていた。ぺニャニエト氏は、国営石油会社ぺメックスの外資への開放と税収増、労働市場の自由化を掲げている。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab