イスラエル、全ミサイル防衛システムを配備=現地ラジオ

イスラエル、全ミサイル防衛システムを配備=現地ラジオ
8月28日、イスラエルは、シリアが報復攻撃に出る可能性に備え、全てのミサイル防衛システムを配備している。写真はイスラエル国旗と空軍戦闘機。同国南部の基地で6月撮影(2013年 ロイター/Baz Ratner)
[エルサレム 28日 ロイター] - イスラエルは、欧米諸国がシリアの化学兵器使用疑惑をめぐり軍事介入に踏み切った場合に、シリアが報復攻撃に出る可能性に備え、全てのミサイル防衛システムを配備している。イスラエル軍放送(ラジオ)が28日伝えた。
シリア政府は、米国などが軍事介入した場合にイスラエルを攻撃する可能性を示唆している。
イスラエル軍の報道官は、「最近の地域情勢を踏まえ、イスラエル国防軍(IDF)は必要な防衛措置を講じている」と述べたが、軍の配備について詳細は明かさなかった。
ネタニヤフ首相は声明で、日常の業務を変更する理由はないとしながらも、いかなる筋書きにも対応する用意をしていると述べた。

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