財政緊縮との指摘当たらず、経済のパイは拡大=石原再生相

財政緊縮との指摘当たらず、経済のパイは拡大=石原再生相
 2月19日、石原伸晃経済再生相は閣議後会見で、経済協力開発機構(OECD)が前日公表した世界経済見通しで日本に緊縮的な財政政策の見直しを提唱した点について「アベノミクスは経済のパイを増やしており、緊縮との指摘は当たらない」と反論した。写真は都内で1月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 19日 ロイター] - 石原伸晃経済再生相は19日の閣議後会見で、経済協力開発機構(OECD)が前日公表した世界経済見通しで日本に緊縮的な財政政策の見直しを提唱した点について「アベノミクスは経済のパイを増やしており、緊縮との指摘は当たらない」と反論した。
税収増により「プライマリーバランス(基礎的財政収支、PB)が改善しているので外(の国)からみると『もっと(財政を)使え』となるのだろう」と指摘。「民主党政権時代よりも公共投資は伸びていると強調した。
サウジアラビア、ロシアなど4産油国による原油増産凍結について「減産などには至っていない」とし、今後の原油価格動向は「実際の生産量や市場の受け止めなどによる」との見通しを示した。

竹本能文

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