英首相がサウジ訪問延期、イランとの断交は無関係=報道

英首相がサウジ訪問延期、イランとの断交は無関係=報道
 1月5日、英国のキャメロン首相(写真)はサウジアラビアへの訪問を延期したことが分かった。英タイムズ紙が5日付で報じた。ただ政府高官によると、サウジアラビアがイランと断交したこととは無関係だという。リガで2015年5月撮影(2016年 ロイター/Ints Kalnins)
[ロンドン 5日 ロイター] - 英国のキャメロン首相はサウジアラビアへの訪問を延期したことが分かった。英タイムズ紙が5日付で報じた。ただ政府高官によると、サウジアラビアがイランと断交したこととは無関係だという。
タイムズによると、キャメロン首相は湾岸諸国歴訪の一環として数週間以内にサウジの首都リヤドを訪れる予定だったが、早くても3月に延期されたという。
キャメロン首相担当の報道官は報道について認めることを控えたが、「英国と欧州連合(EU)の関係見直しが政府の最優先事項だ」と述べた。

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