アフリカ諸国は自力で経済問題解決を、米大統領が見解

アフリカ諸国は自力で経済問題解決を、米大統領が見解
 7月28日、米国のオバマ大統領は、来週開催の米アフリカ首脳会議に先立ち、アフリカ諸国が西側諸国の植民地支配の歴史を言い訳にせず、自力で経済問題の解決策を見いだすべきだとの見解を示した(2014年 ロイター/Larry Downing)
[ワシントン 28日 ロイター] - 米国のオバマ大統領は28日、来週開催の米アフリカ首脳会議に先立ち、アフリカ諸国が西側諸国の植民地支配の歴史を言い訳にせず、自力で経済問題の解決策を見いだすべきだとの見解を示した。
オバマ大統領は人材育成のプログラムを終えた参加者に対し、先進国が的を絞った債務免除を検討することは重要だが、アフリカの問題について「西側諸国が残した厄介な重荷」のせいにする段階ではないとの見方を示した。
オバマ大統領は「解決策を外部に求めるのをやめ、内部に見いだそうとし始めることがある時点で必要だ」と述べた。
来週の米アフリカ首脳会議では、アフリカ各国から首脳がワシントンに集い、アフリカの開発問題や米国が果たす役割について協議が行われる。

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