米国防総省、マスク氏の機密取扱資格を見直し 大麻吸引で=当局者

米国防総省、マスク氏の機密取扱資格を見直し 大麻吸引で=報道
 3月7日、米電気自動車メーカーのテスラと宇宙開発企業のスペースXのCEOを務めるイーロン・マスク氏(写真)が保持する、機密指定になった情報を閲覧する資格を巡って、国防総省が見直しを行っている。フロリダ州で2日撮影(2019年 ロイター/Mike Blake)
[7日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカーのテスラと宇宙開発企業のスペースXの最高経営責任者(CEO)を務めるイーロン・マスク氏が保持する、機密指定になった情報を閲覧する資格(機密取扱資格)を巡って、国防総省が見直しを行っている。
米当局者が匿名を条件に語った。この件は、最初にブルームバーグが報じた。
マスク氏が昨年9月、ポッドキャスト動画の中でウィスキーを飲みながらマリファナ(大麻)を吸引したことを受けたものという。スペースXは衛星打ち上げサービスを米政府に提供している。
テスラ、スペースXからのコメントは得られていない。
国防総省の報道官は、プライバシーと安全上の理由から、個別の案件についてコメントしないとしている。
ブルームバーグが米当局者の話として伝えたところによると、マスク氏は「SF-86」と呼ばれる書式を再提出した。ただ、許可の見直しは、スペースXに影響を及ぼしていないという。
*内容を追加しました。

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