中国・香港株式市場・大引け=続落、金融株が安い

(内容を追加しました)
    [香港 12日 ロイター] - 
    上海総合指数            前営業日比    売買代金概算
  大引け     2202.796     1.370安    758.3億元(上海A株)
  高値      2214.548
  安値      2194.901    
  前場終値    2201.840     2.326安    398.0億元(上海A株)
  寄り付き    2199.317      4.849安
    前営業日終値  2204.166     33.326安    941.6億元(上海A株)
        
    ハンセン指数 
  大引け     23218.12     120.12安    715.0億香港ドル
  高値      23327.44
  安値      23160.90
  前場終値    23216.08     122.16安    397.1億香港ドル    
  寄り付き    23265.13      73.11安
    前営業日終値  23338.24     405.95安    737.9億香港ドル        
    
    中国株式市場は続落。約2週間ぶりの安値をつけた。薬品株や情報技術(IT)株が
買われたが、金融株・鉱山株が売られた。
    上海総合指数 は1.370ポイント(0.06%)安の2202.796。
    大型株中心で深セン上場銘柄を含む滬深300指数 は2.748ポイント
(0.11%)安の2410.015。終値ベースで11月26日以来の安値となった。
    上海市場の売買代金は11月14日以来の低水準。来年の経済目標と改革の優先課題
を決める中央経済工作会議の結果を待つ展開となった。    
    
    香港株式市場は続落。約4週間ぶり安値をつけた。
    来年の中国の経済成長目標に対する懸念で不動産株が売られたほか、米量的緩和の縮
小観測が嫌気された。    
    ハンセン指数 は120.12ポイント(0.51%)安の2万3218.12
。
    ハンセン中国企業株指数(H株指数) は111.75ポイント(1.01%
)安の1万0962.18。
    不動産株は、ゴールドマン・サックスが来年の不動産セクターの判断を引き下げたこ
とも圧迫要因となった。同社は、来年の供給拡大傾向が再来年にかけて悪化し、安価な住
宅の不足や金融引き締めで需要が伸び悩むとの見方を示した。
    来年の経済目標と改革の優先課題を決める中央経済工作会議の結果にも注目が集まっ
ている。

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