英裁判所、LIBOR連動商品の販売で英バークレイズとドイツ銀に非があると判断

[ロンドン 8日 ロイター] - ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作に関連して英バークレイズ とドイツ銀行 がLIBORに連動する金融商品を販売したとして訴えられている問題で、英国の控訴院は8日、両行に非があるとの判断を下した。
LIBORの不正操作に関与したことが、LIBOR連動金融商品の販売などについて個別に訴えられているケースにも適用されるとの判断が下されたことで、銀行が今後さらに多くの訴訟に直面する可能性も出てきた。
ドイツ銀は判定に不服として上訴するとしている。バークレイズもLIBORに連動した金利ヘッジ商品を販売したとの訴えには根拠がないと反論している。

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