ティラノサウルス類に新種、レックスより古く小型

ティラノサウルス類に新種、レックスより古く小型
11月6日、米ユタ自然史博物館の研究チームが、大型肉食恐竜ティラノサウルス類の新種の化石を発見したと明らかにした。写真は復元頭骨。提供写真(2013年 ロイター/Natural History Museum of Utah)
[6日 ロイター] - 米ユタ自然史博物館の研究チームが6日、大型肉食恐竜ティラノサウルス類の新種の化石を発見したと明らかにした。幅広い頭蓋骨と大きな歯が特徴で、「流血王」という意味の「ライスロナクス」と命名された。
化石は2009年にユタ州東部で見つかった。ティラノサウルス・レックスより小型で体長は推定7.3メートル。ティラノサウルスから約1000万年古い8000万年前ごろに生息していたとみられる。
ユタ大学の考古学者マーク・ローウェン氏は「ライスロナクスの発見は、これまで分かっていないティラノサウルスにつながる進化の解明につながる」と話した。
この研究は、米科学誌プロスワンに発表された。

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