「水の都」ベネチアで大規模な冠水、観光名所も被害

「水の都」ベネチアで大規模な冠水、観光名所も被害
11月11日、「水の都」として知られるイタリアのベネチアで季節的な高潮が発生し、市内の広い範囲で冠水が続いている(2012年 ロイター)
[ベネチア 11日 ロイター] 「水の都」として知られるイタリアのベネチアで季節的な高潮が発生し、市内の広い範囲で冠水が続いている。11日には高潮が海面から149センチの高さに達し、住民や観光客に影響を与えている。
現地報道によると、冠水被害は市内の70%に及ぶ。観光名所のサンマルコ広場ではテーブルやイスがほとんど水に浸かる状態で、太ももの高さまで達した水の中を苦労して歩く観光客の姿も見られた。
ANSA通信によると、今回の高潮は観測が始まった1872年以来、6番目の規模だという。

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