中国の習主席、ネット上の低俗なコンテンツ「排除すべき」

[北京 22日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は、対外宣伝担当の政府高官が開いた会議で、インターネットは「道徳的に正しく」あるべきだと述べ、文化や芸術に関する低俗なコンテンツを排除する必要性を訴えた。新華社通信が22日に伝えた。
習主席はまた、対外宣伝の取り組みをネット空間の中心に据えるべきだと語った。
新華社が1月に政府統計を引用して伝えたところによると、中国が2017年に閉鎖した「有害」サイトは12万8000件に上った。
規制当局はまた、ネットで掲載される動画の取り締まりも強化している。
ただ、中国には活発な情報発信を行っているブロガーが多くいる。
習主席は会議で、文化・芸術に従事する人々は表現において質を確保し、責任を示すほか、法律を守る必要があると強調。低俗なコンテンツは排除すべきとした上で、「より健全で高品質なネット上の文化・芸術作品を前面に押し出す」よう訴えた。

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