ノキアが急伸、アップル・サムスン特許訴訟の陪審評決受け

[ヘルシンキ 27日 ロイター] 27日のヘルシンキ株式市場で携帯電話大手ノキアの株価が6%超急伸している。同社のライバル企業である韓国のサムスン電子<005930.KS>が、米アップルとの特許訴訟に敗れたことが背景。
スマートフォン(多機能携帯電話)などの特許侵害をめぐり米カリフォルニア州連邦地裁で争われていたアップルとサムスンの訴訟で陪審団は24日、アップルの一部の特許が侵害されたと判断し、10億5100万ドルの損害を認定した。
ノーディアのアナリストは、リサーチノートの中で「この結果から恩恵を受ける主な企業はアップルのほか、米マイクロソフトとノキアだ」と指摘した。

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